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Nov.
2008
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/ 22 Nov. 2008 (Sat.) 「湯たんぽとボジョレーの土曜日」

今日はまず「他者の物欲」から。テプラなどで知られるキングジムから登場の、テキスト入力専用デバイス「pomera」はどうだろう。折りたたみ式のキーボードと4インチのモノクロVGA液晶画面を備えたこのデバイスが扱えるのはテキスト(txt形式)のみ。日本語入力環境には「ATOK」を採用、8,000文字入力したテキストファイルを6ファイルまで保存可能で、入力したテキストはUSBケーブルかmicroSDカードを介してPCへ転送する。Wi-Fiなどのネットワーク機能は搭載しておらず、潔いといえば潔い。単4乾電池2本で連続20時間駆動可能の、370グラム。メーカー価格は2万7300円。楽天のショップなどでは1万9800円の値段を付けているところもあるが、さて、で、これは必要か。「電猫庵blog | pomera買った」にある詳細なレポートを読めばどうやら、「どんどんとメモを打ち込む」というその一点のみに目的=機能を純化した〈文房具〉であるらしいことがわかる。書いたものを推敲し編集するという作業も本来的には守備範囲外のようだ。思いとどまるための手がかりはそのあたりにありそうだが、しかし〈あなた〉には残念なことに、そうした理性的な判断もまた物欲を前にしてはかぎりなく非力であるだけだ。

20日から21日にかけてはひさびさ会社泊。引っ越し、といっても基本は同じフロア内でのことだが、業者を入れてのわりと大幅なレイアウト変更工事がこの連休中に予定されていて、それにむけ荷物を段ボールにまとめておかなければならないのと、加えて通常の業務があるからなかなか忙しい。片付け作業は無事予定時刻のうちに終わり、そこでいったん業者の人たちにフロアを明け渡すから、21日の夜は早めにあがる。ポシュテ用の缶詰を買い足すついでのダイエーで、手頃なボジョレー・ヌーボーを買った。妻が日頃からワインを好むということがあり、わりと毎年飲んでいるのだった、ボジョレーは。よく利用する「カオマンガイ」というバンコク屋台料理屋でテイクアウトを注文し、夜は妻とそれを食べる。
妻は妻でいま、自宅でやるエクセルの入力仕事が舞い込んできていてそれがかなり忙しいことになっている。土曜の今日も日中から黙々とその作業をする妻に対して、わたしのほうはわりとのんびりしたものだ。この記事のためちょっとした英文を訳す作業など。「多少飲んだほうが効率がよい」と言い切る妻と、陽の高いうちにボジョレーを飲む。夜はうどんを茹でた。

さて、動くポシュテの第二弾は「湯たんぽとポシュテ」。セーターを模したようなニットのカバーを着たミニ湯たんぽを与えてみたのだったが、おもちゃ(あるいは体温のある敵?)としてしか認識していない様子のポシュテである。こうしてビデオに撮ったものなどを見るとよりはっきりそうだと知れるわけだが、日を追うごとにやはり、確実にでかくなっているよ。

(2008年11月23日 01:29)

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