/ 3 Apr. 2009 (Fri.) 「そりゃイメージだろうよ、とわたしは思う」

裁判所新庁舎の案内図で知る、「いろいろある立川」。

さらにマピオンでも知る、「いろいろある立川」。
■そりゃイメージだろうよ。わかるともさ、それぐらい。
■asahi.comで「『裁判員の目の高さ』 今月開庁の東京地裁立川支部」というニュースを読む(地方版の記事に「『裁判員に配慮』 地裁支部移転 立川」も)。これまで八王子にあった東京地方・家庭裁判所が立川に移転し、今月20日に新庁舎が業務を開始するということ(裁判所ウェブサイトに掲載されたお知らせ)で、それで新庁舎の案内図[PDF]を見ると、これ、うちからおそらく10分、15分程度のところなんだけど、その地図でさらに知るのは、「国立国語研究所」なるものの存在だ。そんなものが近所にあったのか。知らなかったよ。
■さっそくGoogleで検索すれば、一発で出てくる「独立行政法人 国立国語研究所」というのがまさにそれで、そういえばニュースで耳にしたことのある「『病院の言葉』を分かりやすくする提案」とか、「『外来語』言い換え提案」とかもここの仕事だとわかる。そうした提案がわたしのごく身近からなされていたとはまったく知らなかった。また、ついでにマピオンの地図も見てみたところが、「国立国語研究所」に隣接して、「国文学研究資料館」なるものまであるからびっくりだ。すごいな。いざとなったら調べ放題じゃないか。
■しかし、その立川に新しくできる裁判所についてのニュースでは、asahi.comよりも、その後に見た朝刊紙面(右掲)のほうがより面白かった。なにしろ、「裁判員に配慮」の大見出しにつづけて、二番目に大きな字で報告されるのが「絵画など飾る」であるからだ。それほどのことかよ。たしかに、添えられた写真のうちの一枚(右下、「評議室」とのこと)には壁に掛けられた風景画のようなものが写っているが、まあそのなんだ、それほど大見得を切って報告することじゃないと思う。だったらそれと気づかせないぐらいに、さりげなく行ってこその「配慮」ではないのかということがまずあり、また、絵画にしろ観葉植物にしろ、それらのもたらすリラックス効果が評議にとって有効なものなのだとすれば、いままでの裁判官にだってその配慮は必要だったんじゃないのかということである。
■話は急に変わるが、きょう更新されたいとうせいこうさんのブログ記事に、先日の宴会の模様がアップされていた。そこにわたしも写っていて、いとうさんのマネージャーの方などとしゃべっている。
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