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Nov.
2011
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/ 4 Nov. 2011 (Fri.) 「CHITENの近現代語」

夜、池袋の豊島公会堂──何やら心機一転といったふうに、公式サイトや街頭の地図案内板では「みらい座いけぶくろ」という呼び名が与えられてもいるが、豊島区役所の裏手にあるそれはまったくもって「豊島公会堂」然としている──で、F/Tによるリレー企画「なにもない空間からの朗読会」の第八夜となる、地点『CHITENの近現代語』を観る。
どういった舞台だったかということについては、@HRAK_GM さんがそのブログに「 祈祷師たちの口寄せで古い建物内に浮遊する歴史に澱んだ念 」という精を尽くして端的な記事を書いてくれているのでそちらを読んでいただければと思うが、それに付して書くならば、開演してほどなくわたしを圧倒したのはまずなにより、われわれ(公会堂の546席の観客席のうち、後方の約1/4〜1/3ほどがじっさいの客席としてわれわれにあてがわれた)の前にひろがる、無人の観客席の背凭れ──そこを埋め尽くし、座って前方(ステージ)を凝っと見つめているだろう明治 大正 昭和期の〈国民〉たち──だった。〈かれら〉ははっきりとそこに座っていたし、われわれはかれらに連なって、まさにその末席にこそいるのだと思わされた。〈かれら/われわれ〉の対立と接合とが、がらんとなにもない空間にひろがっていた。
なつかしいひとから便り。佐藤(一晃)さんだ。Facebook の友達リクエストが届き、メッセージをもらう。2004年〜2005年の『トーキョー/不在/ハムレット』で「島村幸彦」役をやっていた(クルマ雑誌を手にスポーツカーの名前を叫んでいた、あるいは端的にいちばんでかかった)佐藤さんである。もうひさしく、というかたぶん『不在』以来、会っていないのだった。
夕食はキムチ雑炊。たらふく。
本日(4日)の電力自給率:44.8%(発電量:11.0kWh/消費量:24.5kWh)

(2011年11月 6日 22:06)

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