/ 25 Jan. 2012 (Wed.) 「あったよー、『時そば』」
23日(月)
■ツイッターに、
トンガリキッズ(=正蔵一門)
2012年1月22日 22:50
と、何やら「御教訓カレンダー」(というか「全国流行語振興会」? いずれも雑誌『ビックリハウス』の企画)のようなことをつぶやいたのはこのとき、18日付の日記(「噺家の手帖」)を書いていて先代(8代目林家)正蔵のことばかり考えていたからだ。
■と書いて、それで「説明」になる読者ばかりでないことはわたしにだってうっすら想像できているのであって、ここはひとつ(初代)林家三平ばりに解説させてもらうが──という喩えが通じる読者ばかりでもまたなく、いろいろ大変でございますが──、「トンガリ」と申しますのはね、ぼっちゃんの前ですけど、正蔵師匠のことなんですよ。ま、若旦那聞いてくだはい、正蔵師匠ってのが曲がったことが大嫌いで、すぐカッとなったりするもんですから楽屋のほうじゃみんな「トンガリ」って呼んでましてね、それと掛けたという……ね、……「キッズ」は子どもたちでしょ? だから「正蔵一門」てねえああた、どうですかこれ? 面白くないですか? これから面白くなりますからほんとに──というか、どちらかといって説明が必要なのはむしろ「トンガリキッズ」のほうだろうと思うのだが、ウィキペディアに項があるのでそれを引くと、
トンガリキッズとは
- 1980年代後半に「宝島」で連載された中森明夫の連作短編小説『東京トンガリキッズ』。
連動して「宝島」にオシャレなサブカル系の若者が紹介される企画もあった。- 昭和60年代頃に流行した、サブカル系の若者の通称のひとつ。
- 2005年にデビューしたテクノ系ユニット。本項で詳述。
とあり、わたしが知っているの(そんなに知らないけどさ)は、このうちの 1. と 2. である。ま、このつぶやき、とり・みきさんが「お気に入り」をクリックしてくれたのでそれでよしとする。
■かと思えば、朝からこうつぶやくのは家鴨田家鴨さんである。
メモ:人気のセ、テケレッツのパ
2012年1月23日 11:11
いったい何の「メモ」なのか。
あ、ひょっとして家鴨さん、死神からこう教わったのか。いいな家鴨さん、短くて。[電力自給率:3.3%(発電量:1.5kWh/消費量:44.8kWh)]
24日(火)
■未明に20日付の日記(「すごい国王」)を更新して、校正も兼ねて妻に見せたところ、「いるよ、国王」とあっさり言われる。いるそうです、国王。
■妻が義母から聞き、それを話してくれたところによると、あの〈単機能の極み〉のような「みまもりケータイ」を義父は、飽かずいじっているとのこと。いじるといっても押せるものはボタンが一個で、押せば義母の iPhone に発信してしまうから、つまり意味もなく手に持ってみたりするしかない。でまあ、ついつい、うっかり押す。「またか」という案配で iPhone が鳴るので、もう出ないようにしているとは義母の談。散歩を日課にしているひとなので、実用としてはさしあたり散歩に持って出て、外から義母に電話するなどのケースが想定されるわけだが、きのうなどは雨で散歩に出られず、なかなか使う機会を得られないのがつまらないようだ。
■寝る前に、21日付の日記(「くにみ志ん公落語会」)に書いた古今亭志ん五の「時そば」のテープを探すが、見つからない。[電力自給率:24.8%(発電量:10.4kWh/消費量:41.8kWh)]
25日(水)
■見つからないのも道理で、兄からはVHSにダビングしたものをもらったように記憶していたのだが、じぶんの日記を検索してたしかめたところDVDでもらっていた。まったく、日記は書いておくものである。
■というわけで、取り込んで YouTube に上げてみたのがこちら。もとは何しろ「らくごin六本木」(1981年4月〜1985年9月放送。で、この番組のあと、1985年10月からはじまるのが「冗談画報」なんですね。って、ウィキ知恵ですけど)をベータデッキで録画したものなので、映像も相応に経年劣化していますが、よろしければ、ぜひ。以前にも見て二度目の視聴となる妻は、前半でそばを食べる人物にまず笑いがこみ上げる様子で、ついには抑えきれずひとこと、「はやく食べろよ」。
■ほうっておくと落語のことを考えているから、これに対抗できるものを──相手はなにせ「落語三百年」である、これへぶつけるにはちょいとやはり遠大なものを──と、マリオ=バルガス・リョサの『悪い娘の悪戯』(作品社)を買う。
きょうのひとこと
ナンカヘンだな?(古今亭志ん五「時そば」)
■本日(25日)の電力自給率:35.5%(発電量:14.2kWh/消費量:40.0kWh)。
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