11
Nov.
2012
Yellow

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/ 22 Nov. 2012 (Thu.) 「相馬の好み」

10月にリリースされたばかりの、八代亜紀『夜のアルバム』。プロデュースとアレンジは小西康陽。つい買っちゃったじゃないかこのやろう。 Songs Around Midnight - 八代亜紀

画像検索すると、たとえばこうしたあたりが出てくる。

セラ・スーの件の写真が、しかしやはり〈ある典型〉を示している可能性を残すのは、あの写真、千石規子にも通じるところがあるなあと思うからだ。規子ちゃんは大好きです。写真は『静かなる決闘』より。

ブライアン・キイ『メディア・セックス』は高校のときに読みました。

八代亜紀、含み綿のやや受け口ですよ。

と、夜、iPhone に不意のメッセージが飛んできた。ちょうどべつの人物とテキストメッセージのやりとりをしていたところだったので咄嗟に「うるさいよ。」と返してから、一拍おき、「でもまあ、そうか。」とわたしは態度を軟化させる。
なぜおもむろに八代亜紀だったのかについては翌日になって新聞のテレビ欄を見、そうかこれかと知ったが、どうやら、テレビ東京の「木曜8時のコンサート~名曲!にっぽんの歌~スペシャル」を見ていたらしい。
何かと言うと 11日付の「SELAH SUE だ!」に書いた、わたしの〈好み〉の話である。

かわいいぞこりゃ。
いや、おおかた角度の問題とか、そういったことだと思うのだけど、これなんかだとちょっとシャルロット・ゲンズブールの面影さえ感じられ、「それ、要は受け口ってことでしょ」って指摘はまったくそのとおりなんだけど、さらに言わせてもらうならこの場合、かるく含み綿をしたかのような頬の膨らみと受け口とのバランスが絶妙なのであって、いわば〈マーロン・ブランド似〉とまとめることもできそうなその特徴こそが、わたしにとっての〈弱いんだよそれに、おれ〉という顔なのだった。
何の話でしょうか。

11 Nov. 2012 (Sun.) 「SELAH SUE だ!」

 自分で書いておいてなんだけれど、この説明はちょっと正確でない。いや、たしかに書いている最中、〈マーロン・ブランド似〉というキーワードがふっと浮かんだときには何か自分の好みというものの根っこを掴んだような感触があったのだけれど、あらためてそれを「含み綿のやや受け口」とまとめられ、突きつけられてみれば何かがちがう。そうじゃないんだ。だいたい、女性の好みの話が「マーロン・ブランド」に収束するはずがないじゃないか。ただ、受け口──まあ、しゃくれと言い換えてもいいです──に弱いのはほんとうの話。
「好きですか? 八代亜紀は。」と返ってきたので、しっかり答えようと Google で「八代亜紀」の画像検索をしたのち、「かわいいよね、たしかに。」と見解を返す。
件の写真におけるセラ・スーが相当かわいいのもたしかだ。ただ、ああは書いたものの、この顔が好みの〈典型〉なのかというとわからない。なぜいま、自分の好みについて整理/説明しなければならない気にさせられているのかもわからないが、いったいこの写真のどこにわたしは決定的に惹かれているのか。考えるといよいよわからなくなり、ことによると胸なんじゃないのかと滅多なことを思いはじめないでもない。あるいは、口元に添えられたマイクこそがわたしに訴えかけているのかもしれない。ってブライアン・キイかおれは。
「わかってきましたよ、相馬さんの好み。」と返信が来たのでどきりとする。八代亜紀をかわいいと評したことから演繹され、何か思ってもみなかった図星を指されるのではないかという畏れと期待が胸のあたりをひやりと撫でる。字面で相手に伝わったかはわからないが、文字を打つわたしはいつしか詰問するような口調になっていた。「いつのまに何がどういうふうにわかってきたというのか。」
そして返ってきた答えが、まるで「子供の言い草」だったのでわたしは笑ってしまった。

セラスーと八代亜紀ですよ。相馬さんが好きなのは。歌もうまい。

 ああそうです。そうですよ。
本日(22日)の電力自給率:36.6%(発電量:9.2kWh/消費量:25.1kWh)

本日の参照画像
(2012年12月 5日 02:10)

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