/ 9 Feb. 2017 (Thu.) 「読まれてねーなー」
■おいおめーら(笑)。3票( 11日23時時点)ってなんだよ、3票って。別途アクセス解析によってもっと多くのひとが来ているのは知れているから、つまり前回のこのアンケートは直接質問している内容とはべつに、「はたしてどれくらいのひとが最後まで付き合って読んでくれているのか」を測る意味合いもあったわけだ。
■まあ、おそらくそうなんだろうとは思っていたものの。読まれてねーなー。しょーがねえかあ。
■知人の告知より。
これを忘れてた。高山(玲子)さんが出演する、女の子には内緒『ささやきの彼方』。東小金井のコミュニティスペース「ヒガコプレイス」で 3月9日〜 14日。一回の席数が 10ぐらいらしい。チケットは Peatixにてすでに発売中。また、『ささやきの彼方』の戯曲全編を掲載したフリーペーパー『往復曲線vol.0』が、上演に先行して 2月15日ごろより会場であるヒガコプレイスほか、都内数ヶ所に設置されるとのこと。
■南スーダンと自衛隊とを取り巻く状況を以前より憂慮してきた伊勢崎賢治さんの苛立ちは、稲田朋美防衛相の例の発言を機に、政権批判の弾みとしての防衛相批判というノリでしか形成されないように見える左派・護憲派のネット言説にたいして、さらに加速する。
かつては国連PKOと9条の自衛隊は親和性があった。どっちも「交戦」できなかったから。問題は日本のPKO派遣5原則。5原則の”違反”ではない。:南スーダンの自衛隊を憂慮する皆様へ〜誰が彼らを追い詰めたのか? http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49799 #現代ビジネス
2017年2月9日 10:19
「9条を守るために現場の現実を歪曲せざるを得ない」というシナリオは歴代の自民党政権がPKO派遣で目指してきたもの。住民保護を謳う国際人道主義は今の南スーダンの状況でPKOの撤退を許さない。現場の現実は9条に味方しない。稲田防衛相の「バカ正直さ」への揶揄は、護憲派の足元をすくう。
2017年2月9日 11:10
軍事法廷もしくは治外特別法を持たずに軍事組織を外に出すことが、彼の地の民にとってどんなに残酷なことか、地位協定の被害国国民として日本人がなぜ分からないのか。これは安倍政権のせいじゃない。持たないなら出すな。出すなら法を変えろ。それだけ。
2017年2月10日 9:48
沖縄で日本人が公務中の米軍の犠牲になった時我々は涙を飲む。でももし米に軍法がなかったら…?自衛隊を外に出した時これが起こる。これ安倍政権”以前”の問題。防衛大臣を辞めさせて済む話じゃない。与野党が歩み寄るべき。政局にしない自衛隊の即時撤退を。さもないと人権と9条が競合してしまう。
2017年2月11日 9:27
「さもないと人権と9条が競合してしまう」という伊勢崎さんの問題意識と焦りを理解してもらうには、ツイートにもリンクがあるところの記事、「南スーダンの自衛隊を憂慮する皆様へ〜誰が彼らを追い詰めたのか?」( 2016年9月27日)を全文、お読みいただくのがいちばんわかりやすいかと思う。
しかし、以上の説明のように、諸悪の根元は、この安保法制ではありません。それ以前からあるPKO派遣5原則なのです。言うまでもなく、PKO派遣5原則の見直しには、与党、野党、双方がまず懺悔することが必要です。これを政局にしてはいけません。与野党の協力が必要なのです。
残念ながら、それには、時間がかかります。じゃあ、今、我々が直面する南スーダンの危機をどう乗り切るか? 神様に祈るしかありません。国連がPKOの増員を決定したばかりですから、いつか必ず、現場は、小康状態になるはずです。それまで、自衛隊が、武力で住民を守らなければならないような状況に遭遇しないことを祈る。それしかありません。そして、なんとか持ちこたえて、その小康状態が訪れたら(その時には国際人道主義も少しは余裕があるはずで)今度こそ、チャンスを逃さず、自衛隊を一旦、完全に撤退させましょう。ここまでのプロセスを、懺悔と共に、与野党が合意するのです。
そして、PKO派遣5原則を見直す国民的議論をしましょう。繰り返しますが、今PKOに加わることは、「紛争の当事者」になることを前提としなければなりません。それは、つまり、「敵」を見据え、それと「交戦」することです。9条が許しますか? これは9条の問題なのです。
二つしかオプションはありません。
① 変貌したPKOに自衛隊を参加させるのだったら、9条を変える。
② 9条を変えないのなら、自衛隊は絶対にPKOに行くべきでない。
これを国民が決めるのです。これこそを、与野党は、政局とするべきなのです。
伊勢崎賢治「南スーダンの自衛隊を憂慮する皆様へ〜誰が彼らを追い詰めたのか?」、太字強調は引用者、引用にあたり適宜改行を省略し、整形した。
Cycling: 1.6km • 7mins 20secs • 35 calories
Transport: 70.2km • 1hr 15mins 44secs
関連記事
トラックバック(0)
このエントリーのトラックバックURL:
https://web-conte.com/blue/mt-tb.cgi/1109