/ 6 Mar. 2017 (Mon.) 「つぎのレイコはきみだ」
■なかなかに力の入った、いい日記が二本続いたのではないかと、
■すでにタイトルありきで書きはじめている今日の日記──つぎのレイコはきみだ──はつまり、きのうの稲毛「礼子」さんにつづいて、高山「玲子」さんについての何かになる予定なのだが、さりとて、今日の 3月6日という日付のもとにそれが書かれなければならない必然は、さしあたり何もない。
■いや、はたしてそうだろうか? 何かあるのではないか? と思って高山さんのツイートをひもとく。今日あたり「小屋入り」してなかったっけと思ったが、それは 7日だった。6日はというと、あ、「体操教室」だな。って、それ、高山さんの日記じゃんかよって話だけど、ニッキストたるわたしが書きたいと願うものは、何もわたしの日記だけではないのである。
■参加したことはないし、ツイートでその告知を目にするだけなので何も知らないっちゃ知らないんだけど、高山さんは去年から、西荻窪の区民センターの一室を使い、基本的には毎月曜の夜、ごくこぢんまりとした体操教室を開いているらしい。1時間の教室で、1回 500円( 60歳以上と小学生以下は無料)。予約も登録も必要なく、タオルまたはバスタオルと何か水分を手に、動きやすい恰好でふらりと行けばそこに高山さんがいるのだと思う。強ばった身体をほぐすストレッチ、的な、たぶん、そういうものじゃないかな。知らないけど。
この一月くらいでまた体操教室の取り組み方が変わった。わたしは人に体操を教えるわけじゃない。人の体に直接話しかけていく。それが伝わりフっと軽くなった時わたしの体も同じだけ軽くなるみたい。もう少し続けてやってみたい、また少し変化が起きそうな予感がする。
2.28 | TAKAYAMAREIKO
とは高山さんの謂だ。もう少し続けるらしい。というわけで、高山さんの体操教室が気になる方は、わたしの書くことなんか信用せず、高山さんのツイートなどにあたってみてもらうのがいいのではないか。もし万が一、「体操教室」云々というここまでの話がまるっきりわたしのでっち上げだったとすれば、なかなか体操教室について告知しない高山さんに焦れたあなたのほうから「あの、体操教室は?」とリプライを投げ、もちろん高山さんからは「は?」と返される可能性もなくはないものの、まさかねえ、そんなこともあるまいと思うのだ。ただじっさい、舞台の本番がはじまったりもし、このあとしばらくは開催がないかもしれない。
■で、その舞台『ささやきの彼方』の本番は 9日から。14日まで。中央線は東小金井の、本来は劇場でもなんでもない「ヒガコプレイス」というコミュニティスペースでの上演。各回の定員が 10人という小さな会場である(といっても残席はまだまだある。と思う)。柳生二千翔さんによる短編戯曲(第4回せんだい短編戯曲賞大賞受賞作品)をもとにした、こちらも(稲毛さんと同じ)ひとり芝居。いま、世のレイコたちはひとり芝居の季節を迎えている。
夕方からヒガコプレイスで稽古。まだ身体の感覚がない、どうしようもなく冷える。今この体でやれる限りの確認をする。新しい景色や感情も見えた。これなら出来るだろう。わたしはこの作品とこの登場人物たちを愛せるだろう気がする。そして来てくれた人の前で彼女たちの言葉をしゃべろうと思う。
3.1 | TAKAYAMAREIKO
■いやー。高山さんの舞台を観るのもほんとうにひさしぶりだ。というか、こちらも稲毛さんと同じで、2009年の『五人姉妹』以来になるんだと思う。不義理ばかり重ねていてまったく申し訳ない。ただ、今回は準備万端だ。戯曲(その全編を掲載した『往復曲線』というフリーペーパーが各所で配布されている)もすでに読んだ。タオルと水分(カフェモカ)も持ったし、動きやすい恰好でもあると思う。どーんとこいである。
■ではまた。
■──つぎのレイコはきみかもしれないゾ。
Cycling: 2.6km • 14mins 32secs • 58 calories
Transport: 69.7km • 1hr 21mins 12secs
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