/ 1 Oct. 2005 (Sat.) 「吉祥如意」
■「0 1/2計画」 のからみで兄にたのまれていた仕事を始めようかと考えてたものの、思わずぼんやり過ごしてしまった。何もない土曜の昼下がりである。妻は友達とあそぶために昼から出掛け、夜まで帰ってこない。長野の永澤
と「iChat」をする。
■こんな感じ(図1の大きいほうの顔が永澤、小さいのが私)。
■飛行機馬鹿として知られる永澤は自身のパソコンモニタにカメラを向け、「iPhoto」(Mac標準のデジカメ写真管理ソフト)の画面を映して松本空港で撮影したという連続写真を自慢する(図2、図3)。ああそうですか。ことによると来年職場が変わり、長野を離れるかもしれないそうで、するとこの「空港が近くにある環境」とお別れしなければならないためそのことを嘆く永澤だ。知るかよ。
■ところで「iChat」中、ずっと鈴の音のようなハウリングが起きていて、それは永澤の側でとくにうるさく鳴っている様子だ。スピーカーの音量を上げるとハウリングもひどくなるので永澤は音量を下げてごまかすが、するとこちらからの声も小さくなって聞き取りにくくなり、聞こうとしてスピーカーの音量を上げるとハウリングが……と、ほとんどやりとりができなくて笑った。永澤のほうはアップルの Pro Speaker をつなげていて、それと iSight とがハウリングを起こしているんだろうとずっと思っていたが、最後になり、私のほうも PowerBook に Pro Speaker をつなげてみて症状を確認しようとしたところピタッとハウリングが止んだ。なんだ、こっちの問題かよ。
■それで思い当たったが、このとき私は PowerBook を外部モニタに接続していて、それでこのように PowerBook は閉じた状態で使用していた(図4)。どうやらこの状態で、内蔵スピーカから音を出していたのが「鈴の音」の原因ということのようだ。
■妻が出掛けて居ないので、夜はごく近くの、しかし一度も入ったことのなかった中華定食屋に行ってみる。「本日の定食」(肉ニラ炒め定食)を注文したのち店内を眺めていると、入り口脇の壁に嵌められた縦長の、なんというのか中国っぽい木札(だったかな)が目に入り、そこには「吉祥如意」の字が彫られてあった。「吉祥が意の如し」なのだからめでたい言葉なのだが、ちょっとにやけてしまったのは、それ、途方もなくめでたいからだ。めでたいなあ、「吉祥如意」。リズムもいいよ、「吉祥如意」。どこか植木等的というか、「俺もないけど心配すんな」的な心地よさがあり、一方で谷啓の顔が浮かぶようでもある。いいなあ、「吉祥如意」。
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