/ 17 Nov. 2010 (Wed.) 「ファーレチューブのこと」
■いま、日付変わって18日は、わたしの誕生日だ。これでも三十五になった。だもんで、日記をまた書いてみようと思うのは、新しいノートを買ったからだ。新しいノートに水性の極細ボールペンでつるつると書いていくうちに、何もないところから何かが生まれやしないか──と、これはどうも三十五にもなって分別のない書きようだが、ご覧あれ、ボールペンは紙の上をつるつると走る。ボジョレーも解禁。ま、解禁されたものはしょうがないよ。いまさら言ったってはじまらない。これでもわたしは三十五になった。
■書いておこうと思うのは「FARET TUBE(ファーレチューブ)」のことだ。14日の夜、立川の「CINEMA・TWO」という映画館にその上映会を観に行った。なにせ近所なのでね。
「音楽×映像×立川=無限大?」
総数で100点以上のパブリックアートが設置された立川駅北口周辺の再開発地域「ファーレ立川」をロケ地に、若手ミュージシャンと若手映像クリエイターが組んで手作りのミュージックビデオを制作する──法政大学の学生らが作る「立川計画」という団体が主催し、全国の若手ミュージシャンに呼びかけて自前のビデオを募集、応募作品をYouTubeに公開して人気投票を行い、選出された上位20組にこちらも若手の映像クリエイター20組を掛け合わせて新たなプロモーションビデオの撮影を行った──という企画の、集大成的なお披露目会である。
■なぜこれを観に行ったかというと、「若手映像クリエイター」ってやつのひとりとして、市原歌織さんが参加しているからだ。
■ところで、前にも書いた気がするが、わたしにとって「PVといえば」これ。Talking Headsの『Once In a Lifetime』。まさにかっこよさのお手本であり、「将来はぼくもこうなりたいものだ」(ルックス的に)と、十代のわたしは思っていた。
■誕生日祝いってことで、Talking Headsのアルバム『Remain In Light』をiTunesストアで購入、ひさびさに聴いている。
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