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Oct.
2011
Yellow

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/ 12 Oct. 2011 (Wed.) 「書くに事欠いてビックリハウスの話かい」

THE BEATNIKS『LAST TRAIN TO EXITOWN』。 LAST TRAIN TO EXITOWN - THE BEATNIKS

ビートニクスの「真小説文庫~日本一のスチャラカ社員」を収める『ビックリハウス』1983年1月号。あと、谷岡ヤスジの「ド正月じゃー!」も。

『ビックリハウス』1983年12月号には「ビートニクスの高校教師」。

夜また西巣鴨へ。劇場では「場当たり」の二日目。
腰がいたい。
ザ・ビートニクス(高橋幸宏 × 鈴木慶一)の新作アルバム『LAST TRAIN TO EXITOWN』を買う。当方、ザ・ビートニクスをはじめて知ったのは雑誌『ビックリハウス』でである。75年生まれ、ことし36の人間がいったい何を言い出すのかという話だけれど、10コ上の長兄が子供部屋に残していった本棚にそれはあったのだ(通巻100号前後のものが5、6冊)。ザ・ビートニクスはそこで「写真小説文庫」(のちに「コミック・シアター」)という連載をもち、たとえば時代小説のパロディのような回では高橋幸宏が鞍馬天狗かなにかの扮装をしていたような記憶がうっすらとある。(本棚になかったので)この号は読んだことがないものの、いまネットで探すと、出てきたのはこんな回だ。

 まあ、万事はこの調子だと思っていただきたいが、これを見、つづいて下に目を移すならば、ふたりの立ち位置が逆だということ以外には何も変わっていないのであって、ここには、はっきりと同じ精神が流れていることが見てとれるだろう。

書くに事欠いて、ついつい『ビックリハウス』の話などしてしまったことをわたしは猛省するのだし、あらためて詫びたいが、でも──なにが「でも」なのかはこの場合措くとして──まあ、ツイッター上のある種の人気ツイートたちというのは、いわば「ビックラゲーション」だったりもするわけじゃないですか、ねえ。

妹のクラスでは、先生が「宿題を忘れた者は立て」と言うと、忘れていない子まで「本物は誰だ!」と言って立ち上がるそうだ
H・H子(東京都) 「ビックラゲーション」『ビックリハウス』1981年2月号

◎ある大学生が、命が3つあったら “鳴門のウズ” と “セメントの中” と “底無し沼” にはいってみたいと声高に話していた。
清水仁殿(19歳) 埼玉県 「ビックラゲーション」『ビックリハウス』1982年5月号

時代劇の刀をぬくシーンが出るたび、母が「まごの手だったりして」と言うので返事に困ってしまう
高橋かおる(岩手県) 「ビックラゲーション」『ビックリハウス』1985年2月号

というわけで、まずはアルバムの1曲目、「A Song for 4 Beats」をどうぞ。

本日(12日)の電力自給率:52.1%(発電量:12.3kWh/消費量:23.6kWh)

本日の参照画像
(2011年10月14日 15:22)

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