/ 16 Oct. 2011 (Sun.) 「三日目」

牛尾さん(自画像)。「牛尾さんのブログ」より。
■『トータル・リビング 1986-2011』三日目は昼の回のみの公演。11時半に劇場へ。映像素材にかんしてはもうとくにすることがない。と思っていると、YouTube 上のとある動画のことを宮沢(章夫)さんが知って、それをつぎのだめ出しのときにスクリーンに大写しにしたいと言い出した。それでその準備をこつこつと整え、明日のだめ出しの時間にはわたしは劇場にいないので、演出助手の石原(裕也)君に「これをこういうふうにして出して」と引き継ぐ。
■公演はまた映像ブースの石原君のとなりで観る。観てないひとには(あるいは観たひとでも?)何のことかわからない話で恐縮だが、きょうは牛尾(千聖)さんの「同好会だあ」がとてもよかった。となりを見ると石原君も声を殺して笑っている。あと、これは冒頭ちかく、「生徒2」(カメラマン)役の今野(裕一郎)君にカメラをむけられた牛尾さん(「欠落の女」)と上村梓(「忘却の灯台守」)が一瞬ポーズをとるところがあり、それ、スクリーンには投写されないのだけれど映像ブースのモニターには中継映像が届いていて、正面から見たその牛尾さんがいかにかわいいかを石原君とわたしは知っている。
■京都から児玉(悟之)君と山村(麻由美)さんが、また、奈良からは佐藤(拓道)さんと南波(典子)さん、さらには後安(美紀)さんが観にきてくれる。「あ、ご無沙汰です」とつい言ってしまってから気づけば、後安さんと会うのはこれがはじめてなのだった。以前ネットで何度かやりとりしたことに加えて、こちらは一方的に顔を見知ってもいるため、うっかり「会ったこともある」ような感覚になっていた。なお、後安さんについては 2007年(の奇しくも)10月16日付「後安さんのこと」にくわしい(いや、べつに「くわしい」こともないけど)。
■夜の回がないので、これまでなかなか時間がとれず催す機会のあまりなかった出演者・スタッフの親睦会を、劇場のちかくの餃子屋さんでゆっくりと。わたしはもっぱら、児玉君や小林(光春)君、牛尾さん、橋本(和加子)さん、矢沢(誠)さんらとしゃべっていた。「ぼく来年40(歳)なんですけど、そのことにたいしてどうしてもネガティブな捉え方をしていた矢先、40を境に河童を見る確率がぐーんと上がるって話をこないだ聞いて、すごく前向きな気持ちになってるんです」と語るのは矢沢さんだ。
■はたまた、「ルイーズ・ブルゴワンって、ちょっと橋本さんに似てますよね?」という先日の石原君の発言を教えてあげると、「まじっすかあー。やばいなー、うち。がはははは」と相好を崩すのは橋本さんだが、いっぽうでややこしい固有名を覚える気は毛ほどもなく、石原君にむかって発言をたしかめようと、五秒ほどの時間差をおいて「うちがウィズ・バルゴラネンに似てるって?」と訊くのもまた橋本さんだ。
■本日(16日)の電力自給率:45.7%(発電量:10.1kWh/消費量:22.1kWh)。
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牛尾さん(自画像)。「牛尾さんのブログ」より。
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