/ 3 Dec. 2013 (Tue.) 「全盛期の勢いと長さ」
■夜、池袋へ。宮沢章夫演出版『光のない。(プロローグ?)』二回目。
■児玉(悟之)君や山村(麻由美)さん、酒井(和哉)君らと会場で顔をあわす。児玉君が、おとといの日記でわたしが『100%トーキョー』について書いたいくつかについて教えてくれた。
それともう一箇所、中盤あたりで出演者のひとりがセリフに詰まり、前方遠くにむかって「すいません、プロンプをひとつ戻してください」と言った箇所があったのだけど(つまり、客席後方上部、舞台上の出演者からは前方を見上げた先のところに小さなスクリーンがあって、セリフや段取りを次々表示している)、そのプロンプばらしもまたわざと──どう作られているかということの自己開示──なのかなあ? などと思ってしまった。
と書いた場面については、「あれは、たんにあの日にだけ起きたアクシデントです」とのこと。これ、原因は技術スタッフのほうにあって、その少し前のところからプロンプのタイミングがずれ、舞台上の進行よりも早く切り替わりはじめていたらしい。「これどうなる(/どう切り抜ける)のかなあ」と児玉君ら出演者たちははらはらしつつ見守っていたのだったが、すると件の出演者が(セリフがわからず要領を得ないことを少し言ったのち)「すいません、プロンプをひとつ戻してください」とはっきり口にしたので、「けっきょくどうにもならなかった」そのさまが可笑しく、ちょっと笑ってしまったという話。
■あと、明治大学の中村准教授も本物だそうです。いちおうお知らせしときますが。「いたってまじめなかたです」と児玉君。
■そしてわたしのこの日記については、「全盛期の勢いと長さがない」とばっさり切る児玉君だ。
■きょうもまた、それはないな。
関連記事
トラックバック(0)
このエントリーのトラックバックURL:
https://web-conte.com/blue/mt-tb.cgi/943