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Dec.
2013
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/ 8 Dec. 2013 (Sun.) 「小沢昭一も観たかったものの」

宮沢章夫演出版『光のない。(プロローグ?)』は楽日。そして F/T 13全体としてもきょうが会期の最後だ。
駅前でマッサージを受けてからまず神谷町へ。印刷通販会社「グラフィック」の実店舗で、深夜に入稿したポストカードを受け取る。片面はゲネプロを撮影した舞台写真で、もう片面には『光のない。(プロローグ?)』のタイトル(チラシで使用したデザインのもの)を隅に小さく刷った。それが 40枚。
受付開始( 14時)の少し前に池袋着。楽屋へ。楽屋で何の仕事があるわけでもないので無聊をかこつようなかたちになるが、しかし開演時刻( 15時)はあっというまにやってくる。「やっぱりいま書いちゃうか」と宮沢さんが言い、それぞれの持ち場へむかうスタッフさんらを送り出して宮沢さんと楽屋に残った。今回はそこに上村(聡)君もいるのがめずらしい。ポストカードに宮沢さんがメッセージを書いて、打ち上げの場で出演者・スタッフに配る、そのメッセージ書きの作業を楽日の本番中に、楽屋でこっそりやるの図だ。備え付けのテレビモニタが映す舞台の進行もときおり確認しつつ、一人ひとりへのメッセージを書いていく宮沢さんである。
『光のない。(プロローグ?)』チームの打ち上げは 21時半からの予定で、その前に F/T全体のクロージング・パーティーが 18時からある。「パーティー」というものにそもそも乗り気のしていない宮沢さんは、どうにかそのパーティーとの接触面を最小にできないかということばかり考えており、折しもいま「小沢昭一 一周忌追善特集」が組まれている池袋東口の新文芸坐では小沢昭一主演の『競輪上人行状記』(1963年、西村昭五郎監督)がきょうだけスクリーンにかかっているのだが、それが 17:35からの上映で、観終わると 19:15ごろだから、それを観てからパーティーに出るのがちょうどいいのではないか(なにしろパーティーは 21時までだ)という案が出、ああ、だったらわたしもそのコースに乗っかろうなどと思っていた矢先、ついついわたしが「やっぱりあれかな、宮沢さんはスタート時にはいたほうがいいのかな?」と制作スタッフ陣にお伺いを立ててしまったのが運の尽きで、まあなんだかんだ、けっきょく素直に、アタマからクロージング・パーティに出席することになる。
クロージング・パーティーも何とか無事やりすごしたのち、場所を居酒屋に移して打ち上げ。その後、二次会。始発の動き出すころに解散となり、わたしは有楽町線で直接会社へ向かう。始業までのあいだ床で寝る。

(2013年12月13日 14:04)

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