/ 3 Feb. 2014 (Mon.) 「誕生日がふたつと音楽がいくつか」
■ @obami23のツイッターアカウントでも知られるとおり、2月3日は大場(みなみ)さんの誕生日だ[※1]。
- ※1:アカウントでも知られるとおり〜誕生日だ
ところでわたしのアカウントは @soma1104で、そこからわたしの誕生日を 11月4日だと思われているかたもなかにはあるかもしれないが、この「 1104」は日付ではなく「ヒトシ」の語呂合わせである。ご期待に添えずあいすまない。なお、誕生日は 11月18日。
で、iTunes Storeのギフト機能でもって、CSSのファーストアルバム を贈った。われながらじつにその、「まいっかこれで」感の否めないチョイスであり、ほんとはもっとこう耳新しい(?)ところにいどもうと、かつて Selah Sueをそこで知ったところの“アチラの CD買いまくり”ブログ、「 Jasouyouqui の 全方位極楽!」へ行き、チェックしていなかったあいだの一年分ぐらいの記事をざざーっと読みもした。それで知ったのが Riff Cohenだ。テルアビブ出身、パリ在住。こないだその PVを(とくに脈絡もなく)ここへ貼った「 A Paris」もいい──なぜなら Riff Cohenがかわいいからだ──が、いよいよすげえなと思わせられるのは、やはりこの「 Jean qui rit jean qui pleure」だ──なぜといってまず、Riff Cohenがかわいいときている。
■去年に出たファーストアルバムである『 A Paris』 を買い、いまは何かと言っちゃあそれを聴く毎日だが、しかしこの日の時点ではまだ繰り返し聴いていないこともあって──いや、だったらそもそも今日探すんじゃないよという話だけれども──、プレゼントの品としては「気に入るかどうか」の心配を脇へ押しやって目もつむり、いきおいにまかせて跳ぶまでの確信に至らなかったのだった。いまであれば、いま誰か誕生日の者があれば、気に入るも入らないもなく『 A Paris』を贈りつけるかもしれない。
■で、贈った CSSだけれども、セルフタイトルのファーストにするか、はたまたサードアルバムの『 La Liberación』 にするかで悩んだのは、CSSでいま一曲選べと言われたら迷わずそれを挙げたい「 City Grrrl」(リンクは PV)がサードにはあるからだ。ただ、そうはいってもモノは順序、ファーストのあの初遭遇時の魅力も当然捨てがたく、あ、いっそ曲単位で選んで、ベスト盤のようにしたプレイリストを贈るのはどうか、とも思ったものの、たしか以前はできたはずのその「自作のプレイリストを贈る」という機能がどうも iTunes 11になって無くなっているっぽい。うーん……となったすえ、けっきょくファーストにおちつけた。
■さて、そういえば聞いたことがあるような気もするものの、あらためて Facebookの誕生日通知機能に教えられるのは、茂木(成美)さんもまた 2月3日が誕生日だということである。と、よくわからないけれど、茂木さんにも何かアルバムを贈らないことにはどこか画竜点睛を欠く[※2]ような気分になるのだった。
- ※2:画竜点睛を欠く
言葉の使い方としては、かろうじて間違っていると思う。
といって、茂木さんの音楽の好みなどいよいよもってわかるわけがないじゃないか。
どうしたらいいんだ(贈らなければいいのである)。
もうそんなに時間もないぞ──と自分の iTunesに入れてあるアルバムたちを眺めることしばし、ザ・ナンバーワン・バンドの『もも』 がいいのではないかという驚くべき結論に辿り着く。だいじょうぶかその判断は。いや、でもネットを検索するに、ザ・ナンバーワン・バンドの『もも』についてはたとえばこのような思い出が語られていたりもするし、だいじょうぶなんじゃないのか(何が? どう?)ということにおちつけた。
これ、82年当時、中学校で友達に貸してもらった思い出があります。ミュージック・テープでした。この友達というのが女子で、ちょっとフィービー・ケイツに似た感じのなかなか可愛い子だったので、「これ聴いてみぃひん?」と授業中にこっそり手渡されたときはドキドキしたのだけど、聴いてみて、私は彼女がこれを貸してくれたことをどう受け止めればよいのか、数日に渡って悩んだ記憶がある。たしか、「だれにも言ったらアカンよ」という念押されたと思うのだが、そんなこと、思春期の男の子に滅多に言うもんじゃない。
(略。この間に、どんなアルバムかについて知るにはわりともってこいな紹介が挟まっているが、長いので割愛。引用元ページにてお読みください)
あ、フィービーちゃんには「テープ、よかったよ」と言って返しました。ニヤッと意味ありげで『パラダイス』〔フィービー・ケイツ主演の思春期映画〕な笑みを浮かべ、「そうやと思ったわ」とだけ言って、それ以上なにもありませんでした。なんだったんだ、あの子。
小林克也とナンバーワン・バンド/ もも (1982) @勝手にシドバレット〔引用にあたり原文の改行を省略〕
フィービー・ケイツについてははじめ名前と顔が一致しなかったのだけど、検索してみて「ああ」となった。あのひとね。
■というわけで最後は、茂木さんにあげた『もも』から、その冒頭曲の「うわさのカム・トゥ・ハワイ」をどうぞ。
Cycled 1.9km • 10min • 43kcal.
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