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May.
2017
Yellow

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/ 17 May. 2017 (Wed.) 「罅よさらば」

ロビン。舌を仕舞って精悍。2011年6月。

ロビン越しのピー。

やっぱり出る。

ジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』(未來社、ポイエーシス叢書 70)

高山佳奈子『共謀罪の何が問題か』(岩波ブックレット)

3:28
blue。「 Vivaldiの厄介なバグ( v.1.9現在)」
11:52
blue。「ひさびさやられた」
21:48
おーしおーし。

ふたつ、重い腰を上げる。
ひとつはメガネ。もうひと月ちかく前になるが寝ていて上に乗ってしまい、糸が切れて片方のレンズが外れた。それをやっと修理に持っていく。有楽町にあるアラン・ミクリの店。糸切れの修理はたいした日数を要しない(し、無償だ)が、ついでに、ツルの付け根が経年のためにぐらぐらしてきているのも一緒に直してもらうことにして、そっちがけっこう時間がかかるとのこと。ひとつ前のメガネが度が同じなので、最近はずっとそっちをかけている。
で、その有楽町から歩いて、銀座。アップルストア。iPhone 7 Plusの罅割れた画面の修理。AppleCare+に入っているので、ガラスの交換は保証が利いて 3,400円(税別)。ただし AppleCare+に入っていても、過失や事故による損傷の保証は 2回までなので、チャンスはあと 1回だ。てっきりバッテリー交換の場合のように「全取っ替え」なのだろうと想像していたら、ほんとうにガラスのみを交換する修理だった。1時間で完了するというので預けて有楽町のほうにもどる。
ところで iPhone 7を預けてしまうと、iPhone=デンワがなくなるのは当然ながら、Suicaも奪われるのだった。預けるさいの手続きの一環で、Apple Payから Suicaの登録をいったん外す操作をしていたにもかかわらず、アップルストアを出たところでやっと、「あ、Suica無いんだ」ということに気づいた。状況によってはかなり途方に暮れないともかぎらない。皆さまにおかれても、こうしたときはうっかり「身ひとつ」でやってきてしまわぬよう、注意されたい。
それで有楽町にもどって、三省堂書店で時間をつぶす。ジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』(未來社) をお買い上げ。新刊のようで、棚で見てはじめて知った本だがとても惹かれた。カバー裏表紙に引かれている本文中の一節がこちら。

村山首相は二年前にある談話をおこなうことでひとつの運動を開始しました。この談話については、その一語一語を、その語用論的な構造全体を検討しなくてはならないでしょう。日本国家をその頂点において、その帝国的同一性の恒常性において、天皇の位格において関与させることなく、一人の首相が吐露するのです。告白のかたちで真実を述べるのです。「疑うべくもないこの歴史の事実」と意味深い仕方でみずからが呼ぶもの、「歴史のあやまり」を前にして、村山は自分の名において(この名は彼の名以上のものを語りますが、しかし、天皇の名、したがって国家の名においていささかも誓約してはいません)みずからの「心からのお詫びの気持ち」を表明しています。

 どうです。惹かれるでしょう。
「嘘」というテーマにいま興味をもつのは、歴史修正主義的な「嘘」のことももちろんあるけれども、たとえば 20日に発売される(された)岩波ブックレットの『共謀罪の何が問題か』 において、その表紙のオビ(のようにデザインされている部分)が、

「テロ対策のため」「オリンピックのため」「国際条約のため」「組織的犯罪集団に限定し、構成条件を厳しくした」……/→全部ウソです

となっていること──ここでもその批判/否定/攻撃にさいして「ウソ」という修辞が用いられていること──が、わたしの念頭にはある。はたして、この大書きされた「全部ウソです」という修辞は、共謀罪に反対していない人たちと話し合うにあたって「有効」なのだろうか、というちょっとした懸念があるいっぽうで、それでもやはり、「ウソである」というそのことは、「共謀罪」法案をめぐる問題において本質的な何かなのではないかという予感があり、デリダの話にも耳を傾けてみたいと思うのだった。
きっかけは全然ちがう雑誌を検索していたのだけど、それで「インディペンデントマガジンとその女性編集長たち『Recens Paper』 エリス・バイ・オルセン(16)」という記事に出くわし、あれよあれよという間にその雑誌、『 Recens Paper』の最新第6号の「 BUY」ボタンを(それしか在庫がなかったので)押す。ノルウェーの通貨を PayPalで決済。届くかどうかは知らない。

blueのほうで「ひさびさやられた」と紹介したサイトは、オルセンと一緒に『 Recens Paper』を作っているらしいアートディレクター、Morteza Vaseghiのサイト
テニスの内藤(祐希)はシングルス、ダブルスとも勝利。

シングルス二回戦 (R16)
Yuki NAITO (JPN) d. Adrienn NAGY (HUN) 6-3 6-2
ダブルス準々決勝
Yuki NAITO, Himari SATO (JPN) d. Nina OLYANOVSKAYA, Valeriya OLYANOVSKAYA (RUS) 7-6(3) 6-2
@ 38. International Spring Bowl

Walking: 6.1km • 8,229 steps • 1hr 27mins 29secs • 290 calories
Cycling: 2.5km • 14mins 51secs • 56 calories
Transport: 76 km • 1hr 31mins 19secs
本日の参照画像
(2017年5月22日 15:18)

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