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May.
2017
Yellow

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/ 28 May. 2017 (Sun.) 「嘘のつづき / 開幕 / スパゲッティなのではないかという可能性」

ロビン。2012年2月。

『ジャック・デリダ講義録 獣と主権者Ⅰ』(白水社)

10:06
Yellow。21日付「SomaFM」
10:06
Yellow。22日付「じつは知っている」

昼間、市の図書館へ。目的のひとつはこれのために、滝田ゆうの漫画を借りること。もうひとつは先週号の『図書新聞』だ。その 5月27日号の『図書新聞』に、ジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』(未來社) の、宮﨑裕助による書評「ポスト・トゥルース状況に耐え得る『嘘』の新たな概念とは?」が載っている。ということを遅ればせに知ったきのうは、ちょうど最新の 6月3日号が配本されてしまったあとで、いろいろなところに電話してみたのだったがどこもすでに最新号しか店頭在庫がないという回答。そうだよ、こういうものこそ図書館じゃないかと気づいて来館、もちろん『図書新聞』はあったものの、逆に今度は最新号がまだ図書館に到着しておらず、「(館内の)最新号はコピー不可」というルールにひっかかってコピーが取れなかった。しょうがないので注意を惹かれた箇所を選って──って、けっきょく全体の半分くらいになっちゃったけど──、手でノートに書き写して帰ってくる。
しかしまあ、非常に手際のよい(見事に「解説」の役も買っている)この書評を読んで思うことのひとつは、「おれ、けっこう読めてた」ということで、これはちょっとびっくりだ。こりゃあれじゃないか? 『獣と主権者』とか、意外といけるんじゃないか? と、いまわたしはいい気になっていると言っても過言ではない。待ってやがれ、白水社め。
テニスの全仏オープンが開幕。センターコートのオープニングマッチはなんとクビトバ──去年12月に自宅で強盗目的の男に襲われ、男の持っていたナイフの刃を掴んで(!)、利き手である左手の腱と 5本の指、2本の神経に損傷を受ける大きな怪我を負った──だ。直前に出場を表明したこの全仏が復帰戦。しかもいい感じに戦い、見事勝ってしまう。すごい。
そしていま、男子選手のなかでわたしがひそかに注目するのが「 S. ナポリターノ」だ。もちろん名前だけで注目しているわけだが、期待にたがわずイタリア国籍である。でまあ、ファーストネームのほうは「ステファノ」なのだけれど、ここはひとつ「 S.」と略記したままにしておきたいのはつまり、ひょっとして「スパゲッティ」なのではないかという可能性を、この胸にとどめおきたいという思いからである。そのナポリターノは 2日目、ミーシャ・ズベレフに勝って一回戦突破。

Walking: 2.2km • 2,942 steps • 31mins 25secs • 102 calories
Cycling: 3.7km • 21mins 5secs • 81 calories
Transport: 5.5km • 5mins 8secs
本日の参照画像
(2017年6月 2日 08:03)

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