/ 3 Jun. 2017 (Sat.) 「年賀状、読みました。」
- 16:19
- 皆さま、年賀状ですが、ただいま拝受しましたので、ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。
■これなんですがね。どーかなあ。気づかないって、それあるかなあ。
■写真はうちの郵便受けを開いたところ。側面にあたる部分に細い溝があって、「今年はついに一枚も届かなかった」と思っていた年賀状( 1月14日付の日記を参照)が、そこにすっぽりとおさまっていた。写真はその状態を「再現」して撮ったもので、すでに一度取り出し、濡れて乾いてくっついてしまっていたハガキたちをペリペリはがして読んだあとだから、最初に取り出したときよりもちょっと嵩は膨らんでいる。
■たしかに死角になる、気づきにくい位置ではあるのだが、しかし少なくとも正月のとき──元日や 3日、7日あたり──には相当隈なく中をあらためた覚えがあるので、そのときにここにあればさすがに気づくと思うんだよなあ。また、そう断定できるものなのかどうかは知らないものの、この嵐のやつ(郵便局からの挨拶状)があるということは、基本的には元日に届いた分てことになるのではなかろうか。
■とはいえハガキが、ある程度の月日をこの郵便受けのなかで過ごしたらしいこともまた想像は可能であり、というのも、ハガキをどけてよく見てみると、溝のなかに切れた輪ゴムがちゃんと(?)あったからだ。この輪ゴムが年賀状を束ねていたものだとすれば、晴れと雨の繰り返しのなかで劣化が早まり、自然とちぎれてしまうに充分なその時間を、ここで過ごしたということではあるだろう。
■総合すると、もっとも無難な想像はこうだ。まず誤配があって、再配達がなされたか、誤配先の近所の方が直接投函してくれたかはわからないが、一月も半ばを過ぎて、われわれが郵便受けを丹念に見ることをやめたそのころに年賀状は溝にすっぽりとおさまった。で、そこから半年を経、ハガキがふやけて容積を増してきたことによってか、はたまたきっちり束ねていた輪ゴムがちぎれたことでもって横に少しだけせり出して、今日のこの日、わたしが自然と気づくに至った。いやまあ、もちろん、ふつうに「投函」した場合にこの溝にすっぽりと刺さるか? といった疑問は依然残るものの、おおまかな流れとしてはそんなところじゃないかと思う以外にない。
■というわけで──というわけでも何もないのだけれど──、年賀状、ありがとうございました。いま読みました。今年もよろしくお願いします。
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