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May.
2018
Yellow

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/ 11 May. 2018 (Fri.) 「ライジングオレンジ」

「かが屋」を観るべく、マセキ芸能社の事務所ライブ「ライジングオレンジ」へ。大場(みなみ)さんも観に来ていた。
かが屋のほか、7組の若手コンビが出演。かが屋だってついこないだ知ったばかりだけれど、ほかのメンバーについてはなおさらまったく知らない。ありていに言ってかが屋以外は面白くないが、そのぶん、それぞれが模索しているのだろうスタイルについて親身に考えてしまうといったことはある。たとえば「ちぐはぐ」の漫才は、もっと徹底して〈いとしこいし〉スタイルを意識したほうがいいのではないか、とか。「スタンダップコーギー」はそのコンセプトの源流に〈コント55号〉があるように受け取って見ていたけれど、そうだとして、〈欽ちゃん〉のほうにもっとはっきりそれとわかる狂気がほしい。また「おべんとばこ」にも〈コント55号〉の影を見たのはさすがに牽強付会がすぎるかもしれないものの、一見「普通」の側にいる中川のほうにこそ狂気が宿っている構造と見てそういう連想になった。あきらかに中川がオオハシにたいして〈ああするよう仕向けている〉にもかかわらず中川はそこに交わろうとせず、コントが平行線のまま進むさまはちょっと面白かったが、ただ、そこのメタ構造をもっとうまく先鋭化させないことにはただの〈猛獣使い〉と映ってしまいかねない。あと、「サスペンダーズ」はただつまらなかった。
入り口で渡されるアンケートには 10点満点で各組を評価してくれという採点表があって、終演後、その難題に答えるべく上記のようなことを考えながら至極まじめに点数を考えていたらぜんぜん記入が済まないうちにわたしと大場さんしか客席に残ってないことになってしまったので、いま、その評価をここに書いてみた次第。
かが屋は安定の出来でにやにやさせられたが、いかんせん持ち時間が短かった。全員揃ってのオープニングフリートークのあと、各組が出てきて一本ずつやるネタはあくまでテレビサイズの尺で、そのあとまた全員出てきての企画コーナー、というライブの構成。

ここは3ヶ月間固定メンバーで行うのが、他のユースライブとは違うところ。
同じメンバーで行うことによる、チームとしての成長やバランスを楽しめます。
6/10(日)開催 マセキ芸能社定例ライブ「ライジングオレンジ」 | チケット予約・販売プラットフォーム「TIGET(チゲット)」

というのはつまりまあ、「夢で逢えたら」や「とぶくすり」、「はねるのトびら」といった複数のコンビをいっしょに組ませる番組フォーマットを念頭に置いた〈予行演習〉みたいなものだと思うのだが、〈予行演習〉と見えてしまう時点でダメといえばダメである(はたまた、予行演習に付き合うつもりのない者はここに来るべきではないのか)
終わって、かが屋の出待ちをする大場さんに付き合い、劇場の外でしばし待つ。ガードレールに沿って並ぶ、あきらかに出待ちだろう女の子たちの列はすでにできあがっていたものの、ふたりして「出待ち」というものの作法をまったくわかっておらず、あの列がどういう統制のもと作られているのかもわからないので、そことは離れてぼんやり待っていた。で、撤収作業がひと段落したっぽいかが屋に大場さんが声をかけたので、便乗して「面白かったです」と感想を伝える。「写真いいですか?」という大場さんの頼みも快諾され、わたしが大場さんの iPhoneで三人並んだ写真を撮ったが、そこに収まったのは、かが屋のあいだに挟まり、ただのファンの笑顔になっている大場さんである。
そのあと新宿で大場さんと少し飲む。わたしはまたも実のある話を何ひとつできず、大場さん曰く、総じて「くっだんね(くだらねえ)」とのことだった。
で、そうそう、昼間、宮崎(晋太朗)君から連絡があり、とある公演が正式に決まったとの由。

@obami23: かが屋のお二人に挟まれて、ただのファンの笑顔になってる写真がこちらです。 https://twitter.com/obami23/status/997285094975942656/photo/1
2018年5月18日 10:17

Walking: 5km • 7,144 steps • 1hr 18mins 23secs • 235 calories
Cycling: 1.3km • 7mins 54secs • 28 calories
Transport: 70km • 1hr 15mins 9secs
(2018年5月16日 14:01)

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