/ 17 Feb. 2019 (Sun.) 「二週連続優勝はならず」
■だからお前の日記を書けという話だろうけれども、しょうがないのだ、内藤(祐希)選手がひさびさツアーに復帰して、先週来、何かと気はそぞろであるというその記録なのだと思っていただきたい。
■てなわけでアンタルヤ、二週連続優勝に挑んだ内藤だったが、うーん、負けてしまった。何しろ第1セット、5-0としたところから 6ゲーム連取されてひっくり返されるという悪夢のような展開が、こたつでライブスコア観戦するわたしを襲う。勝敗がどうこうの前に「まさかケガが再発か?」と、スコアを前にしてそっちの心配が先に立つ。その最悪の流れを持ち越さず、第2セットを 6-2で取り返した底力には胸踊るが、迎えた第3セットはなんというか、力尽きた感じになってしまった。
■二週連続で決勝のコートに立ち、優勝につづく準優勝という結果はどう考えても立派ではあるものの、内藤としてはひょっとして、見据えていたのはただただ「三週連続優勝」だったんじゃないか──それで得られる 300の ITFポイント、および三週連続優勝ということの話題性に、ケガでの〈出遅れ〉を挽回し、つぎのより大きな大会、そして WTAポイントへとつないでいくごく小さな突破口を見いだすつもりだったんじゃないか──というようなことを勝手に想像するに(いやほんと、こちら側の妄想ですが)、まあ、そうだよね、しょうがない。
■内藤選手はなあ、ことあるごとに東京オリンピックのことを言ってる印象があるからなあ、そこを目標とした場合にはたしかになかなか「時間がない」ってことになるのだろうけれど、だからといってあせることなく、まずはもっと遠くの、より大きなもの──たとえばいっぽうで内藤は、昨年11月に 39歳で二度目の引退を表明したスイスの元世界 7位、パティ・シュナイダーをあこがれの選手として挙げたりする──へと向かって、進んでいってもらいたいと思うのだったよ。
1st set | 2nd set | 3rd set | 4th set | 5th set |
---|---|---|---|---|
63 77 |
6 2 |
2 6 |
||
0h 41m | 0h 36m |
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