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Oct.
2006
Yellow

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/ 27 Oct. 2006 (Fri.) 「11月5日付の日記を募集します」

というわけで(前回の日記参照)、じゃあ何をしたらいいのかと考えるものの、そうそう画期的なアイデアが出てくるものでもない。そこでここはひとつ手垢のついた企画だけれど、「日記を募集する」という、いったいそれの何が面白いのだかよくわからない遊びからはじめてみたい。「多者の交換日記」のときは、投稿してくれた人の日記を私が書いて交換したのだが、今回はまったくの一方的な「日記の贈与」を受ける。書いて送ってもらった文章を、そのまま11月5日付の日記としてこの「Yellow」に載せる。
もちろん、そのことに対してこのように言及している日記が前後にある以上、その日記は完全には他の文章と同化されない──つまり、「ほんとうは相馬が書いたものではない」という了解のもとに読まれるわけだが、しかし前提を考えるならネットの虚構性のほうがさらに懐は深いわけで、それがほんとうに読者から寄せられた文章なのか、そうと装った相馬の文章なのかというのは、原理的には判断不可能である。
といった能書きを垂れたところで、この企画のいったい何が面白いのかということに関しては依然答えようがないのだが、しかしまちがいなく、それによってこのページは豊かになるはずだと私は確信する。
仮に複数の日記が寄せられた場合にどう扱うかというのは考えておかなければならない。複数のなかから、もっとも「11月5日」的だと思われるものをひとつ選ぶという方法がまずあり、あるいは、複数寄せられた日記をカットアップして、私がひとつにまとめるという手もあるだろう。うーん、そのいずれを取るかは日記が来てみないとわからないな。そもそもひとつも来ないという場合のことを考えて淋しい気分になっておかなければならないが、しかしまあそんなこともあるまい。だいたい永澤が送ってこないはずがないじゃないか。上山君にも期待している。忙しいさなかにもかかわらず二個も送ってくるにちがいない笠木さんには頭が下がる思いだ。もちろん、呼びかけていないみなさまにもふるってご参加いただきたい。
協力していただけるという奇特な方はこちらのメールフォームへどうぞ。

(2006年10月28日 01:22)

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