/ 24 Jun. 2007 (Sun.) 「ミニストップの怪」
■ iTunes Plus(ニュースリリース)ってやつをはじめて利用した。アップルの iTunes Music Store で、すべての楽曲がではないが、参加レーベル(スタート現在はEMIグループのみ)の楽曲に関して、DRMフリー(=著作権保護のためのコピー防止技術を使っていない)で、かつ従来版よりも音質のいい(ACC 128kbps → 256kbps)データが購入可能(で、DRM付きの通常版より少しだけ高い)というサービス。
■初期状態では iTunes Plus の楽曲は表示されず、利用にあたっては──これちょっとわかりづらいところじゃないかと思うけど──アカウント情報のところで設定を変更する必要がある(あ、あと前提としてバージョン7.2以上の iTunes が必要)。iTunes Store のトップ画面右上のほうにある「クイック・リンク」から「アカウント」を選択、アカウント情報のページに入ると「iTunes Plusを管理する」という項目があるのでそれにチェックを入れる。
■従来版ですでに購入した楽曲がある場合には、差額分ぐらいを払うことで iTunes Plus 版をダウンロードできる。iTunes が勝手にライブラリ内をチェックして、「前に購入されたこれ、iTunes Plus 版が出てますよ」というふうに知らせてくるぬかりのなさだ。私のライブラリで該当したのは高橋幸宏『BLUE MOON BLUE』 で、ものは試しとついバージョンアップしてしまった。
■それと、あれです、『レキシ』 。iTunes Plus バージョンで買いました。いとうせいこうさんのブログをつうじて読み知っていたレキシだが、iTunes Plus の「トップ・アルバム」のなかにその名前があって「あ、これかこれか」と購入。詳しくは公式サイトを参照願いたいが、池田貴志のソロユニットにいろいろなミュージシャンが参加、いとうさんも参加している。(とここで「あ、中村一義も参加してるよ、上山君」と言いかけたんだけど、まあ知ってるだろうな上山君は。)
■いいっすよ、レキシ。
■夜、もう日付も変わろうかという時間になって急にソフトクリーム──ソフトクリーム型のアイスではなく、先っぽが柔らかくひゅいっとなったりするまさにあのソフトクリーム──が食べたいと厄介なことを言い出す者がわが家に出現した関係で、最寄りのミニストップがどこにあるのかといったことをネットで調べていたのだったが、そこで危うくだまされそうになったのがマピオンが示すこの地図、中央の赤い照準マークの右上(北東)にあるミニストップだ。「C」を丸で囲んだマークはおそらく「コンビニ」を意味している。これ、リンク先を開いてもらうといま縮尺が「1/21000」の状態で表示されていると思うが、まず照準をミニストップに合わせていただき、そのうえで左上のバーを操作、一段階ごとに拡大していってもらいたい。するとどうだろうか、最大の「1/3000」にした途端、ミニストップが忽然と消えるのである。
■いやあ、拡大はしてみるもんだね。うっかり出掛けずにいてよかった。ミニストップの公式サイトにある店舗検索で調べても件の場所に該当するような店舗はないから、いやまあ行ってたしかめたわけじゃないけどおそらくここにミニストップはないんだと思う。なんだろう、縮尺ごとに地図の調査時期が異なって、さらにじっさいつい最近までここにミニストップが存在していたために「1/8000」と「1/21000」の地図がその古い情報を残している、といったようなことだろうか。それとも──。
■あ、そのミニストップ、すごくでかいってことはないかな。ナスカの地上絵のようなもので、ものすごく高い視点からでないと全体像が掴めず、それがミニストップだとわからないとか。
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