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Aug.
2007
Yellow

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/ 5 Aug. 2007 (Sun.) 「加島さんと、そして句会」

句集『Tシャツ』の著者である、大学同窓の加島さんからはメールをもらった。以前の日記[7月28日付]に私は、

『Tシャツ』は帰ってすぐ楽天ブックスで注文した。「読んでもらえるんなら送りますよ」と言ってくれたのだったが、まあ、こっそり注文だ。読んでなにがしか感想を送れればと思うが、いや、そういえば俺、こっそりしすぎてかしまさんの連絡先を何も知らないんじゃないのか。どう送るってんだ。それこそ、「かしまゆう」で検索してここを見つけてくれることを願ってやまない私がいまここにいる。

 と書いたのだったが、その後届いた『Tシャツ』には著者の略歴と並んで連絡先(実家の住所と電話番号)も載っていて、そこに掛けてみたところ本人は不在、出られたお母さんに、「時間のあるときに携帯まで連絡をもらえればとお伝えください」とこっちの番号を教えてあった。その加島さんから電話ではなく先にメールをもらったのは、つまりその、ほんとうに「『かしまゆう』で検索してここを見つけてくれ」ていたというわけで、前掲の箇所を読み、むこうも相馬に連絡をしてみようと思っていたところへ、先に私の電話があったということらしい。
なんだよ、読んでたのか。じゃあ話は早いというか、話はもうないというか、伝えたかったのはつまるところメールとサイトのアドレスで、「ウェブ上に感想書いたから読んでね」ってことだからなあ。
そうそう、俳句といえば私も以前アソビで「句会」と称するものをやっていた(メンバーは大学同窓の吉沼や、高校同級の上山君など)。これまで二回ほど開催し、第一回当日の様子を書いた日記がここに、第二回を終えてしばらくのちの日記がここにある。ホンモノの「句会」がいったいどういうかたちをしているのか、ちっとも知らずにわれわれはただ遊んでいたのだが、テーマ(「夏」「年甲斐もなく」等)を決め、参加者はテーマに添った句と自由に詠んだ句をあらかじめ用意して、それを短冊状の紙にプリントアウトして当日持ち寄る。紙はシャッフルされ、誰の句かというのをはじめは隠したかたちで、ひとつずつ順に取り上げ、みんなで合評するというか、たぶんに勝手な「解釈」をしゃべりあう。会の眼目は句そのものよりも合評のほうにあって、その場で発生する掛け合いをややスリリングなものとして楽しんでいた。また、たいてい記録係を兼ねてくれる吉沼が音声を拾う目的でビデオを回し、それをもとに後日、合評の様子をテキストで採録した冊子を作成、参加者に配ったりもしていた。
いくつかの句と、その合評の模様は「Red」にも掲載したが、ま、くだらない会合っすよというところを理解してもらうために挙げれば、そのひとつはたとえばこうした調子である。
で、この「句会」、枠設定があるようでいてあまりないというバランスが遊びとしてはなかなかよくできていて、できれば近くまたやろうよという話もあるのだけれど、そこに、加島さんも呼ぶというのはどうか。来てくれるかわからないけれども、ぜひとも呼びたいところだ。面白くなると思う。ていうか、みんなお盆休みとか予定はどうなんだ。上山君はまだ中国に行ったっきりか。永澤は何をしている。荒川はいったい今年で何歳だ。

(2007年8月 6日 21:56)

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