/ 3 Sep. 2009 (Thu.) 「スプーンは曲がらなかった」
「ドラクエ」ばかりやっている場合ではなく、これも読まなきゃと思っているのだ。なぜってものすごく面白そうだからである。ホミ・K・バーバ『ナラティブの権利』(みすず書房)。
そして最近はこればっかり聴く日々である。
■右の写真は先日、夕飯のときに点けていた「SMAP×SMAP」でユリ・ゲラーがスプーン曲げをはじめたさい、あわててスプーンを手にし、テレビの前へ行って自分も(テレビからパワーをもらって?) 曲げようと挑戦する妻である。クリックして拡大してもらうとわかるが、一枚目の写真ではテレビの右下に映るテロップが「スプーンが曲がる!?」となっている。そして二枚目、テロップは「手のひらで種が育つ!?」になっていて、早々とスプーンを曲げてしまったユリ・ゲラーはすでに次なる演目(手のひらの上に置いた種に念を送り、芽を出させる)に移っているのだったが、その画面の前で、取り残されつつもなおスプーンに懸命な妻なのである。
■八月の末からいままで何をしていたかというと、ま、いろいろやっていた。「ドラクエ9」もやっている。いま、(「転職」せずに「旅芸人」のままの)主人公は「レベル35」だ。「グビアナ砂漠」へとやってきた。
■遊園地再生事業団の仮称「ラボ公演」にむけた取り組みの一環として、その手はじめにルネ・ポレシェの戯曲『餌食としての都市』を読むという集まりにも参加した(8月30日)。顔ぶれはいつものミーティングのメンバーである。かつてENBUゼミで宮沢(章夫)さんが開いた「テキスト・リーディング・ワークショップ」のようなかたちで、ひとまず読む。ひさびさ「セリフ」を声に出しましたね、わたしは。それがあの選挙の晩のこと。
■かと思えば、町内会で、運動会のときなどに着る揃いのTシャツをあたらしく作ろうじゃないかという話があり、Tシャツにプリントするデザインを任されたりもしていた。左がそれ。Tシャツは白で、背中にこれである。これのほかにもう一案作り、検討の結果こっちに決まったようだ。ちなみに小豆色は、会のもともとのイメージカラーとのこと。なんだか「UNIQLO」っぽい(もしくは「SEIYU」っぽい)ねと言われればそうですねとしか言いようがないデザインである。
■で、日付は一気に飛ぶが、きょうの夜はまた、会社をひけたあとに宮沢さんのお宅へ寄り、1日に応募が締め切られた出演者オーディションの、その一次選考(書類審査)をこれまたミーティングメンバーとともに手伝う。って、「選考」というか「当落判定」そのものを手伝うわけじゃないですけどね。それは宮沢さんが決めます、もちろん。で、そのあと、二次審査となるオーディションをどうように進行するかといった打ち合わせ。
■「のりおよしお」ばりに話はころっころ変わるが「地点」の京都公演が間近だ。二回のプレ公演(「行程1」、「行程2」)を経た本公演『あたしちゃん、行く先を言って─太田省吾全テクストより─』は、京都造形芸術大学内の「京都芸術劇場 studio21」にて8日から13日まで。みなさんもぜひ観に行ってみてはいかがだろうか。わたしは11日に観に行こうかと思っていて、でまあ、夜の公演だし一泊することになるのだけど、このさい児玉君ちに泊めてもらうのはどうかと思っているである。メールで打診してみたところ色よい返事なのだった。みなさんもぜひ、児玉君ちに泊まってみてはいかがだろうか。
■いや、気づいたらわたし、児玉君の顔よく知らないんだけどね。となると基本、待ち合わせのさいには児玉君にわたしを探し出してもらわないといけないが、じゃあ、いったい児玉君はわたしの顔を知っているのか。ひじょうにむつかしい問題である。なんとかなるんじゃなかろうかと思うのだ。
■最近の電力自給率:(8月28日)77.0%、(29日)91.2%、(30日)21.8%、(31日)3.8%、(9月1日)51.1%、(2日)7.8%、(3日)31.4%
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