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Oct.
2011
Yellow

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/ 8 Oct. 2011 (Sat.) 「すき焼きをのがす」

『群像』2011年11月号。高橋源一郎「恋する原発」を収める。

『悲劇喜劇』2011年11月号には岡田利規『家電のように解り合えない』、宮沢章夫『トータル・リビング 1986-2011』の戯曲が収録されている。

『涼宮ハルヒのユリイカ』は『ユリイカ』の2011年7月臨時増刊号。

朝10時すぎに家を出、本屋で『悲劇喜劇』11月号、『群像』11月号、『涼宮ハルヒのユリイカ』を買ってから西巣鴨へ。11時半ごろに稽古場(にしすがも創造舎体育館)に着く。
『悲劇喜劇』には、いよいよ14日(金)からはじまる舞台『トータル・リビング 1986-2011』の戯曲が掲載されている。『群像』には高橋源一郎さんの小説「恋する原発」が。そして『涼宮ハルヒのユリイカ』は、ついね、つい手をのばしてしまった。当方、涼宮ハルヒについては無知に等しい。ただまあ、いま、WOWOWで深夜、特集的にやってるんだよな。ここのところ朝の4時ぐらいまで起きているので、〈ながら見〉というか、ちょっと漫然と見てしまっているのだった。あるいは涼宮ハルヒについては、ことによると永澤(悦伸)あたりが〈よき読者〉だったりしないだろうか。って、適っ当な想像で書いてますが、仮にそうだとすればこんどご教授ねがいたいものだし、そうでないとすれば、まあちょっと代わりに見といてくれないもんかなと期待する。
稽古での音響オペをおもに担当している演出助手の内田(智也)君が毎週土曜の稽古には来られないため、その代打できょうはわたしが音を出す日だ。演出助手の石原(裕也)君、高橋(祐子)さんらとその準備。あと、映像オペ担当(本番も)である石原君に修正をたのまれた画像素材(スクリーンに投写するための文字など)を作ったりして稽古開始までをあわただしく過ごす。
13時から稽古開始。抜き稽古と通し稽古。夜10時まで。
「いまから帰る」と妻にメール(SMS)を送ると、はやく帰ってきてほしいと思いがけず緊迫した様子の返信がある。キッチンともひとつづきになっているリビングに、でかい蛾のような虫が出現し、ときおり派手に飛び回りさえするその恐怖のせいで何も手がつけられず、食事の準備がまったくできていないとのこと。朝から予定されていたのはすき焼きだったが、妻にとってはそれどころでなくなってしまった。
まっすぐ帰ったとしてわたしが家に着くのは11時半すぎ。「『めちゃイケ』(夜6時半からの特番)を点けていちおう見てたんだけど、背後に気をとられてほとんど内容が入ってこなかった」と言うから、なかなか長いこと、その張りつめた状況にあった計算になる。さいわいだったのはポシュテ(だけ)が蛾の存在に気づかなかった(二階で寝ていた)ことで、気づかれていたら無闇な騒々しさまでが加わってよけいに気が休まらなかったろうと想像される。疲弊しきったという妻はもうすっかりやる気をなくしており、食事はわたしがマクドナルドで二人分をテイクアウトして帰ることになった。「虫採り網さえあればなあ」と、メールのむこうで妻は備えの甘さを悔いる。それで帰宅後、うまいやりようも思いつかないので叩いて弱らせ、ほぼ動かなくなったところで捕らえて外へ。放り投げてみると意外にも自力で羽ばたいて、蛾はどこかへと飛び去った。
本日(8日)の電力自給率:53.8%(発電量:12.5kWh/消費量:23.2kWh)

本日の参照画像
(2011年10月11日 02:19)

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