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Apr.
2017
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/ 4 Apr. 2017 (Tue.) 「続編の可能性? / スタンド名は『たき火』」

ロビンとポシュテ。2008年12月。

2日付という扱いの「いったい白子は何を考えているのか──その傾向と対策」を更新。タイトルを思いついた当初はもっといろいろ書けるかと思っていたが、そんなにたいして広がらなかった。何しろ語り手の動機が「白子と付き合いたい」なので、もろもろの考察がけっきょく「そんなこと考えててもしょうがねえか」ってところに行き着いてしまうのが敗因といえば敗因。あとまあ、vol.3のほうは戯曲がウェブ公開されてないからね、あんまり細部に立脚できなかったというのもある。vol.3から唯一ちゃんと引用してるセリフは大場(みなみ)さんに確認した。
ただまあ、批評の言葉でもってさんざん積み重ねた読みのいっさいがっさいを、最終的に「気にしないことにする」というただの気概がなぎ払っていくというさまは書いていてたいへんに面白いのだった。これ、そのうち vol.3の戯曲が手に入ったら、何か続編的なものも書けるんじゃないかな。まだ何かできるような気がする。でもって、続編のその時点でも、彼(「ぼく」)はまだ白子に「好きだ」と言えてないんじゃないかと思うのだった。
と、のんきなことを言っているのは大場さんから LINEでリアクションをもらっていて、とりあえず面白がってくれてるらしいとすでに知れているからだが、これでも毎度々々、長文感想のたぐいとか、ある程度〈宛先のある〉日記にかんしてはものすごーくどきどきしながら公開に踏み切っているのだ。不安はむしろ、褒める意図をもって書いたときのほうが大きいかもしれない。ちゃんと褒めることができているかという不安。そしてごく単純な話、〈届いた〉ときにはとてもうれしい。
だから、『ささやきの彼方』の感想を書いた過日の日記に、直後、高山(玲子)さんがブログで応答してくれていたのはうれしかったし、そこで語られる「相馬」像にはちょっと笑ってしまった。

それで公演に来て頂いて、終演後に会って、相馬さんの何が”いい”かと言うと、何も相馬さんは言ってないのに、目と耳がその場を切り取って日記にしているようで、言語化されていく、というんでしょうか、タイプライターの”パチパチパチパチ”という音がする。でも決して相馬さんは何も、言ってないのです。これはたぶん、スタンド名「diary」だ。こちらは相馬さんを前にすると、次々と文字起こしされていくようで、焦って勝手に余計なことを口走ったり、また口ごもったり、する。だけど実際、あの時、相馬さんが口にした言葉と言えば、「なにが?」ぐらいだったはず。
それが、やっぱり、日記化されてた、された訳で、それがわたしの挙動不審な終演後(だけ)ではなく、お芝居をしているわたしと、作品についてで、〔この文、ずっと続くけど略〕
3.15 | TAKAYAMAREIKO

 まず何に笑わされたかというと、「あの時、相馬さんが口にした言葉と言えば、『なにが?』ぐらいだったはず」という指摘。たしかにね。言いがちだよね、おれ、「なにが?」ってすぐ。よく聞いてるなあ(そりゃそうか)。ま、何かを言われて、わたしが「なにが?」って返すときはたいてい何の考えもないときだ。
で、わたし、「スタンド名」って言葉がにわかには理解できなかったんだけど、さっき調べたので(さっきかよ)いまはわかっている。なるほど、ジョジョ用語なのね。
煎じ詰めると、「とにかくけっして何も言わないが、パチパチパチパチと音はしてる」のがわたしであり、そんなやつ厄介だなあとわれながら思うけれども、パチパチパチパチがたき火の音ではなかったことが、いまはせめてもの救いだろうか。

Walking: 3.4km • 5,075 steps • 57mins 55secs • 162 calories
Cycling: 1.2km • 6mins 3secs • 27 calories
Transport: 34.8km • 34mins 59secs
本日の参照画像
(2017年4月 5日 12:54)

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