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Nov.
2017
Yellow

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/ 14 Nov. 2017 (Tue.) 「ニボル来 / おめでとうございます / 豊田は遠い」

ニボル。こんな顔。

ニボル。ポシュテのときに買ったケージも再度組み立てた。

ニボル。隔離されていた一室から解き放たれ、リビングに進出したのちの一枚。もっぱらソファに陣取る。

内藤祐希選手のかっこいい一枚。大会の Facebookページから拝借。

本日のむかしのロビン。ポシュテ(上)と。2013年6月。

茨城の実家の母から「仔猫ではないが若いコで、最近来るようになった野良がいるがどうか」と電話があったのがかれこれ三週間ほど前の金曜( 10月27日)で、そのままするすると話は進んでいまその猫はうちにいる。翌土曜に母がむこうで病院に連れて行き、血を採ったりして病気のないことを確認、ならばとこちらも迎えることを決めた。次いで日曜、母がカゴに提げ、電車で東京駅まで出てくる手筈が整いかけたもののちょうど台風の接近が喧伝されていた日で、さすがに無茶があると冷静な判断が入り、明けて月曜の夕刻、長兄の運転する車で直接うちまで届けられて猫がやってきた。オス。実家のほうの動物病院の見立てで推定 1歳くらい。
来る前に命名は済んで「ニボル」。「 nibor」で、ロビンの「 robin」を逆さにした。
爾来、苦節三週間弱の紆余曲折を経て、先住猫二匹との折り合いはいまだ付ききっていない。老境にさしかかったピー(オス、14歳)は性格もあって「ま、あんまりこっちに来ないでくれたらべつにいいよ」という分別を示しはじめているが、ポシュテ(オス、8歳)がねえ、嫌ならばいっそ距離を取ってくれればいいものを進んで後を追い、待ち構え、勝手に場面を緊迫させている。それでいて緊迫すると根の臆病を出すのが良くなく、それを見抜いてもいるふうのニボルの根は調子乗りのようでどっちもどっちだ。はたしてどこまで仲良くなってくれるか。はたまた、なったらなったで、ポシュテとニボルは「仲良くふたりで暴れる」という未来が見えなくもなく、先は長い。
こちらの勝手な命名も手伝って、ニボルは 1月に亡くなったロビン(享年 20歳)を彷彿させるところがいくつか。「ヒトの食事にがつがつ来る」のもそのひとつで、「食事どき、ひとり廊下に締め出される猫」がなつかしくも復活する。
4日は安藤証券オープンの予選を見にひとり有明へ。お目当ては内藤(祐希)選手だが、彼女はワイルドカードをもらって本戦から出るので試合はない。初生観戦ならず。なのだけれど、「ま、いるだろ」と思って朝イチから。第一試合の前に藤原里華選手の練習パートナーを務めているのを見つけて少しそれを眺めたほか、同世代ジュニアの永田杏里選手の試合、内島萌夏選手の試合を見、さてどうしたものかと思っていると、内藤選手と内島選手とがふたりで練習をはじめたのでそれを見る。途中で内島選手が抜け、あとはひとり、日の暮れ方まで米沢コーチと練習をこなしていた。コートの予約時間が切れても側道で走り込みなどし、なかなか切りがなさそうなのでわたしはその途中で帰途に。「このさい何か、ひと接触を」というファン衝動抑えがたく、帰りしな、ベンチで休憩中の内藤選手につかつかっと歩み寄って「がんばってください」と声をかける。さすがに「ありがとうございます」と応じる内藤選手だが、何者だよおれ。ほんとうはサインボールとか求めたほうが収まりがよかったのかもしれないが、(まだ予選だからか)会場でボールを売ってなかった。
その安藤証券オープンの本戦、内藤選手はシングルスでは初戦敗退ながらも、ダブルスで優勝(去年と同じく藤原選手と組んで二連覇)。おめでとうございます。ダブルスの決勝がなー、日曜だったら観に行けたんだけどなーで、いまだ生観戦ならず。息つくひまなく移動したようで、翌日曜には愛知県豊田市の $60,000の大会で予選を戦っていた(結果は惜敗)。豊田はなあ、ちょっと遠いよなあと思うけれども、しかしだ、気づけばだよ、オリンピックの競技会場に充てられている有明コロシアムはこの安藤証券オープンを最後に 12月から長らく改修工事に入るんじゃなかったか。だから、来年は国内のどの大会も有明を使えず、べつの地方の会場になるわけで、内藤選手を生観戦しようと思えば豊田を遠いなどと言っている場合ではないのかもしれない。うーん。来年はどっか観に行けるかなあ。
内藤選手がダブルスの決勝を戦っていたちょうどそのころ、わたしは亀有で落語を聞いていた。権太楼・南光二人会。牛尾(千聖)さん、山村(麻由美)さんと。権太楼が「代書屋」と「芝浜」、南光が「義眼」と「抜け雀」。詳しくは、書けたらまたあとで。
日付が前後するが 10日にはチラシを担当させてもらった新訳『ゴドーを待ちながら』のリーディング公演を観る。とても面白かった。チラシは出演者にも──とくに井神(沙恵)さんに──好評なようで、よかったよかった。
ではまた。

本日の参照画像
(2017年11月15日 15:01)

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