/ 10 Jan. 2018 (Wed.) 「『三枚起請』は手強い」
本日のむかしのロビン。2014年8月。拡大して全体を見てもらうわかるがいちばん右(先頭)にはポシュテがいて、茶碗から水を飲んでいる。そのうしろにピー、ロビンが並び、順番待ち。
だったのだが、しれっと順番を抜かすロビン。何を待っていたのか忘れているふうでもあるピー。
- 21:28
- 1/10 第4回廓噺研究会@らくごカフェ。代書屋/馬治、三枚起請/志ん好〈仲入り〉明烏/馬治。
■というわけで、今年の落語始め。第4回を数える「廓噺研究会」は古今亭志ん好と金原亭馬治の二人会。ここまで皆勤で聞いていて基本的にこの会の志ん好には満足しているけれど、うーん、「三枚起請」は手強い。というかまあ、そもそもわたし自身が「三枚起請」を〈あんまり面白くない〉噺だと思っているところがあり(だったらたとえば「文違い」のほうが好き、というような)、するといきおい〈技量でねじ伏せてもらわないといけない〉噺になるから、それでこちらが不必要にハードルを上げている面もあるかもしれない。いや、ねじ伏せてもらいたいですけどねそりゃ、技量でも。うーん。やっぱりまず男ども、その三者三様っぷりが足りてないかなあ。吉原へとねじ込みに行く道すがらの場面に付け足し感があってはいけない。あそこの「三匹のオス犬」の件はギャグでなく、あくまで会話による人物描写の一環であって、そうしてこの噺はどこまでも人物を積み上げていく。この噺にギャグがあるとすれば、(志ん好は演ってなかったけど、「物足りない」ことを喩えて喜瀬川が言う)「西洋館に窓のないようなもので」ぐらいのものじゃなかろうか。
■次回は 5月21日で志ん好「山﨑屋」、馬治「辰巳の辻占」。これは楽しみ。
■こないだネットで自転車を買い、モノが届くのは明日なのだが、1台購入につき不要な自転車を 1台無料で引き取ってくれるということで、商品配送とはべつの回収業者が今日来た。ショップにあった案内はあくまで「 1台につき 1台」だったはずだが、回収の日取りを決めるためにかかってきた電話で業者が言うには「ついでに何台でも無料で引き取る」そうなので、まとめて 3台持っていってもらった。今回乗り替える自転車のさらにその前の自転車(妻とわたしの 2台)がずっと処分しそびれたままあって、それで計3台。庭から自転車が 3台無くなると、見た目にすごくすっきりするのだといま、わたしは知る。
■『三つの革命──ドゥルーズ=ガタリの政治哲学』を読みはじめた。
■「 Google AMPに関する手紙」。
Transport: 75km • 1hr 52mins 34secs
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