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Nov.
2011
Yellow

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/ 29 Nov. 2011 (Tue.) 「キャップぅ!」

コンサート会場で買ったTシャツ。撮ってるひまがないので公式の商品写真から。真っ白で、裾のちかくに "Bless you" と書かれたバーキンのサインがプリントされている。Tシャツだと思って油断しているといい値段するのだった。

これも買った。
『Jane Birkin  perfect style of Jane B.』(メディア・パル)

亡霊怪獣シーボーズ。「ウルトラマン」第35話「怪獣墓場」(脚本:佐々木守、監督:実相寺昭雄)より。

「あいつ、ウルトラマンじゃないのかなあ」とハヤタを疑うイデ。日記本文とはまったくなんの関係もない。なにしろ「怪獣墓場」のなかのシーンですらないのだ。第12話「ミイラの叫び」より。

Facebookのフォトアルバムより拝借。トリノでの上映後、観客のかたから感想を聞いている岸さん(右端)。ちょっとどうしちゃったのかというほどかっこいい。岸さんの文章を含むオリジナルページはこちら

また日付が追っ付かなくなってきたのでまとめて。

25日(金)

 夜、有楽町の東京国際フォーラムへ。ジェーン・バーキンの来日公演「Jane Birkin sings Serge Gainsbourg "VIA JAPAN"」だ。4月に単身来日して「震災復興支援コンサート Together for Japan」(@渋谷クアトロ & Ustream)をおこなったバーキンは、そのときの共演者である中島ノブユキ(ピアノ、編曲も)、金子飛鳥(バイオリン)、坂口修一郎(ホーン)、栗原務(ドラム)とともにセルジュ・ゲンズブールの曲を歌う北米ツアーの開催を決め、今夜はその渡米前の、日本のファンにむけた一夜である。今年はセルジュの没後20年にあたり、北米ツアーの企画はもともとあったものの、震災復興支援コンサートがきっかけを与えるまで、バーキンは「なぜまたやるのか」とツアー開催を躊躇していたとのこと。

〔震災復興支援コンサートのとき〕「私、東京に行くわ!」と言ったのが金曜日、そして月曜日にはそこにいた
マネージャーから「アメリカでもコンサートをやりたいか」と訊かれて答えた「YES、日本のミュージシャンと一緒ならば」と。
私は理由を見つけた

さあ、セルジュと一緒に日本経由で歌を届けに行く。
ジェーン・バーキン「セルジュとともに、日本経由で歌を届けに」

 でまあ、大のバーキン・ファンであるところの妻と、かなり前のほうの席で観たのだった。そりゃあよかったのさ。とびっきりのジェーン・バーキンだったし、言わせてもらうならとびっきりの妻だったのさ。[電力自給率:56.2%(発電量:13.1kWh/消費量:23.3kWh)]

26日(土)

 朝、抜糸以来でひさびさの歯医者。「お掃除」と言われるやつ。「そうはいっても麻酔するほどじゃないかと思って」と済んだのちに語られたところの担当医のさじ加減でもって麻酔なしでやり、なかなか痛い。
 いろいろ、観に行こうかと思っていた映画などすっぱりあきらめて家で作業。
 「これは、デコードされたことばがエンコード元に届くメディアではない」という児玉(悟之)君のつぶやきを取り上げて「どういう意味だろうか」と先日書いたことにたいしては児玉君からその日記を通じ、「デコード」と言いたかっただけのつぶやきであって、それについて相馬と話すことはとりたてて何もないのだとつれない返事がかえってきた。ことによると怒っているのかもしれない。児玉君は怒ると、掛けていたメガネを外して食べてしまうという癖があるから、食べてしまったんじゃないかとそれが心配だ。あのメガネ、似合っていたのになあ。
 というのは冗談として(「似合っていた」ということが?)、わたしは児玉君の、「気分」や「勘」を書いているだけだというその「不親切」な言葉につい惹かれる者であり、「ただ口にしたい」からと口にされたそのつぶやきに不可避に魅力を感じる者である──それこそ、あくまでわたしの側の〈デコードする快楽/デコード欲求〉であることは間違いないものの。だってさあ、かれったら「リツイートは葬っている」とか書くんだぜ。そりゃ、なるほどなあと思わざるをえないじゃないか。

見えない墓場は、いつのまにか死屍累々。
LOSCO » 2011. 11. 10|THU

 「公式リツイート」以前、「 “RT” vs “via”」のころからずっと〈リ・ツイートの思想〉についてぼんやり考えてきた者にとっては、この「気分」はまたあらたなリツイートの側面を指摘するようで興味深い。
 いつの日か、死屍累々たるつぶやき墓場から一匹のツイートが落ちてくる。そのときわたしは、そのつぶやきの亡霊をふたたび墓場へと送り届ける、銀色の巨人たることができるだろうかという、これはわたしの気分。[電力自給率:33.9%(発電量:12.7kWh/消費量:37.4kWh)]

27日(日)

 とりあえずひとつできたのは、岸(建太朗)さんからリニューアルをたのまれていた映画『未来の記録』のサイトだ。できたといっても公開に漕ぎつけたというだけで、いろいろまだ中身は「工事中」だらけである。まったく jQuery さまさまな、裏方はけっこう強引な作りのサイトになっていて、日本語と英語を切り替えられるのだけど、それぞれの HTML が 1枚ずつ、サイト全体で(とりあえず現段階では)2枚の HTML しか存在していない。
 『未来の記録』はトリノ国際映画祭《WAVES》部門にノミネートされ、監督の岸さん、主演の上村(聡)君、プロデューサーの清水(徹也)君の三人がいまトリノへ行っている。きょうは本番サーバへのアップ直前に Skype でトリノの三人と話した。むこうはむこうでスーツなど着込み、いよいよ、これから初回の上映をむかえるところであるという。[電力自給率:30.7%(発電量:8.5kWh/消費量:27.6kWh)]

28日(月)

 前回書いた「居残り佐平次」もそうだが、なかなか、検索して来てくれたかたのお役に立つというのはむずかしい話なのである。とりわけこのような、内容があるんだかないんだかわからない文章で人を寄せているサイトならばなおさらで、そうそうひとの役に立てるものではないが、しかし、きょうはちがった。これはお役に立てたんじゃないかと思うのだ。
 なにせ、そのかたの検索ワードは「昔 深夜 テレビ番組 がんばれ フレディ」だ。相当曖昧な記憶からの手探りである。だいたい、その「昔」ってのは検索ワードとして何らか役に立ったのだろうかとその点がはなはだ疑問だが、キーワードから推し測るに、その番組が「FM-TV」という番組名だったことを知るだけでもきっとこのかたには新たな情報だったんじゃないかと想像される。
 そのかたが案内されたのは「風邪だったのだろうか/MUSIC BAR 道」(2009年5月10日付)。またぞろ無駄に長い日記で、肝心の「FM-TV」にかんする記述が出てくるまでにけっこうスクロールしないといけないということはあるものの、まあ、お役に立てたんじゃないかなあとわたしは自負する。[電力自給率:10.3%(発電量:3.1kWh/消費量:30.0kWh)]

でまあ、きょう(29日)は、みっちりだった。そりゃあまあ、途中 YouTubeで志ん生の「粗忽長屋」を聴いたりもしたけれど、みっちりはみっちりだ。自転車操業がたたってのひさびさ会社泊。わたしは元気です。

今日の一言

あたしの死骸ってのは、あたしにくださいね。(5代目古今亭志ん生「粗忽長屋」)

本日(29日)の電力自給率:15.9%(発電量:4.7kWh/消費量:29.5kWh)

本日の参照画像
(2011年12月 1日 13:59)

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