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Jan.
2018
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/ 29 Jan. 2018 (Mon.) 「それはそうとニボルがうるさい」

ひきつづきベッドのロビン。2016年1月。

18:29
日記。25日付「こちらからはそれだけです」

ニボル近況。うるさい。
週末にもすでに文化的な予定が入っていて文化めく見込みの今週、まず今日は通年パスポートで通っている「語り芸パースペクティブ」の第10回。全11回なのでいよいよラス 2、個々の語り芸にスポットを当てる通常回としては最後の今回は「江戸落語」だ。「江戸落語」を「上方落語」(第8回で開催済み。細野さんのライブとかぶったので代わりに牛尾さんに行ってもらった)と切り分け、はたして「江戸落語は『語り芸』か?」という問いを投げかける──それにたいして「否」と回答する視座をもつことで、ひるがえって、では「語り芸」とは何かをあらためて考える──趣旨の回。
解説ゲストは和田尚久さんで(和田さんというと、ユリイカの桂米朝特集に寄稿されていた論考「桂米朝の構図」が印象に残っている)、「江戸落語は語り芸ではないのではないか」というホスト役・玉川奈々福の投げかけを、「語り芸(=前近代)が終わったあとにやってきたのが江戸落語(=近代)なのだ」「近代の産んだ双子の片割れが散文で、片割れが落語なのだ」というふうに和田さんは受ける。まあ、限られた時間でもあり、いきおい話は大掴みなものとなるから即座には首肯しかねる部分もあったが、しかしとても刺激的で、示唆に富む内容。
和田さんの指名だという実演ゲストは三遊亭萬橘。「権助魚」「ふだんの袴」の二席を務め、さらに鼎談でもかなり饒舌に芸談を披露した。萬橘を前に聞いたのは二ツ目の「きつつき」時代で、それ以来だと思う。十年ぶりに接するその高座は「なるほどなあ」というものだった(って、そんな感想もないもんだろうけどさ)
次回は 2月19日でいよいよ最終回。能楽師の安田登さんと、いとうせいこうさんがゲストで「語り芸の来し方、行く末」。

@nanafuku55: 浪曲がこの先どうなるの、落語がどうなるの、という話ではありません。芸能の、はるかなる始原に想像を飛ばします。また、いまの語りの最新の形はどこにあり、新しいものはどこから生まれうるのか、というお話をしていただきたいと思います。
2018年1月30日 11:09

帰り途で便箋と封筒を買う。

Walking: 3.6km • 5,432 steps • 55mins 31secs • 171 calories
Cycling: 2.7km • 14mins 25secs • 59 calories
Transport: 92.2km • 1hr 56mins 58secs
本日の参照画像
(2018年1月31日 12:57)

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