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Jan.
2010
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/ 14 Jan. 2010 (Thu.) 「メメント」

未明、ベッドの上の三匹。かたまって寝ているこの場所は、妻が足を伸ばすべき場所でもある。この後、いいかげん遠慮していた妻が満を持して足を伸ばすと、押しのけられつつ何事もなく寝続ける三匹だ。

以下に言及のある iPhone アプリの、正しい名前は「Momento」です。くり返し、何の疑いもなく「Memento」と記述し、あまつさえタイトルが「メメント」ですが、そういうことですので、ひとつよろしくお願いします。

本日のアプリは「Memento」。日記/ジャーナル用ソフト。まあこれも取っつきは「UI 買い」のようなものである。ブログで日記が外部化し、Flickr でアルバムが外部化し、delicious で(あるいははてなブックマークで)ブックマークが外部化して、そしていま「つぶやき」までもが外部化されるなか、外部化されない「内なる(手のなかの)日記」としてまずは認識することができよう。外部サービスとの連携では現在のところ、Twitter、Facebook、Flickr、Last.fm らのアカウントを設定することができ、それらのつぶやき、ステータス、写真、お気に入り楽曲を取り込んで、ひとつのカレンダーのなかに──つまり時系列に──再整理することができる。単純に Twitter 上の自身のつぶやきを整理し、振り返りやすくするという目的だけでもじゅうぶんに有用と思われる。ただし、それらのアカウントからはデータの取得のみができ、Memento を介してつぶやいたり、写真をアップしたりということはできない。もちろん Memento からでも日々の出来事を記録し、それに写真を添えることができるが、そのテキストは Memento 内に、撮った写真はカメラロールに保存されて、それらを「直接」外部化する術は用意されてない。その「外部化しない」ということにこそ、おそらく Memento のいさぎよさと強みはあるのだ。外部化された自己を再度一望のもとに──掌のなかに──取り込んで、そこに、いまだ外部化されざる自己を並置させる。そうした最新のかたちに姿を変えて戻ってきた、これは「われらが日記帳」である。350円。
オンラインショップで11日に注文した妻の iPhone はきょうの昼前に届いた。で、設定はわたしが家に帰ってから一気に済ませてやるからと何もせずにおいてもらったのだが、うっかりしたことに、アクティベーション作業に先立ってまずやらなければならない「MNP 切り替え手続き」なるものが、「9:00〜19:00」の受付時間にかぎられるのだった。いつもより早めに帰りはしたものの、19時はもう過ぎている。なんだよ、じゃあだめじゃないかというわけで、設定作業と使用開始は翌朝に持ち越し。 有人のたばこ屋で「小粋」(JTが一種類だけ販売している刻み煙草の銘柄)を3箱買った。990円。最近はもう刻み煙草しか喫っていないが、この3箱がだいたいひと月分ということになるのだった。
と、ここで Memento に書いたメモを見返すと、きょうは

12:03 IMAPアカウントの同期を覚えた。

とあるが、そうか、その話はまた日をあらためて書くとしよう。ではまた。

本日の参照画像
(2010年1月16日 01:29)

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